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文化庁月報
平成25年5月号(No.536)
連載 「鑑 文化芸術へのいざない」
国立国際美術館
コレクション1特集展示
「ピカソの版画と陶芸」「塩見允枝子とフルクサス」
所蔵作品(コレクション)は,美術館を支える屋台骨。今回のコレクション展では,同時開催の特別展「美の響演 関西コレクションズ」と合わせて,コレクションの幅広い魅力をたっぷりとご紹介します。特別展では,関西にある6つの国公立美術館が所蔵する欧米美術の代表作を一堂に展覧する一方,コレクション展では,寄贈・寄託を含めたさまざまなかたちで近年当館に集まった,ユニークかつ重要な作品の数々を展示します。
特集「ピカソの版画と陶芸」
約40点の寄託作品を中心に構成しています。20世紀を代表する巨匠パブロ・ピカソが本格的に取り組んだ最初の版画シリーズ「サルタンバンク・シリーズ」や,70歳を過ぎてから精力的に取り組んだリノカットの作品,マドゥーラ工房にて制作されたエディション・ピカソの壷や皿などをご紹介します。国立国際美術館ではピカソの作品を3点所蔵していますが,簡単に収蔵できる価格でないのは皆様ご存知のとおりかと思います。寄託作品と合わせて複数の作品を同時に展示することで,作品鑑賞や作家理解をより深めることができるといえるでしょう。当館所蔵の油彩《肘かけ椅子に坐る裸婦》も合わせて展示します。
特集「塩見允枝子とフルクサス」

塩見允枝子(千枝子)≪ウォーター・ミュージック≫
1964年/92年(Edition Gallery 360°) 水,瓶
(c)Mieko Shiomi 撮影:福永一夫 国立国際美術館
塩見氏より収蔵(寄贈・購入)したフルクサスに関連する作品や資料約50点を一挙公開します。フルクサスとは,ジョージ・マチューナスを中心とした総合的な芸術運動です。1960年代以後,美術・音楽・文学などジャンルを超え,世界的に大きな影響を与えました。塩見氏は1964年の渡米をきっかけに,フルクサスのメンバーとしても活動を続けています。国立国際美術館では2001年に,展覧会「ドイツにおけるフルクサス 1962-1994」で,フルクサスの活動を一部ご紹介しましたが,今回は塩見とフルクサスの関係に焦点を絞り,本邦初公開の資料も含まれる貴重な展示となります。この機会を是非お見逃しなく。
国立国際美術館
〒530-0005 大阪市北区中之島4-2-55
- お問い合わせ
- 06-6447-4680
- 交通
- ・京阪電車中之島線「渡辺橋駅」(2番出口)より南西へ徒歩約5分
・地下鉄四つ橋線 「肥後橋駅」(3番出口)より西へ徒歩約10分
・JR「大阪駅」,阪急「梅田駅」より南西へ徒歩約20分
・JR大阪環状線「福島駅」,東西線「新福島駅」(2番出口)より南へ徒歩約10分
・阪神電車「福島駅」より南へ徒歩約10分
・地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」,京阪電車「淀屋橋駅」より西へ徒歩約15分
・JR「大阪駅」前より,市バス53号系統・75号系統で,「田蓑橋」下車,南西へ徒歩約3分
・「淀屋橋」(土佐堀通/住友ビル一号館前)より,中之島ループバス「ふらら」で,「市立科学館・国立国際美術館前」下車すぐ - 開館時間
- 火曜日〜木曜日,土・日曜日 10:00〜17:00
毎週金曜日 10:00〜19:00 (いずれも入場は閉館30分前まで) - 休館日
- 毎週月曜日と5月7日(火)(ただし4月29日,5月6日,7月15日は開館)
- 観覧料
- 一般 420円(210円),大学生 130円(70円) ( )内は団体料金
※高校生以下, 心身に障害のある方とその付添者1名は無料
※同時開催の特別展「美の響演 関西コレクションズ」のご観覧には,下記料金が必要です。
当日:一般1,200円,大学生900円,高校生500円
前売・団体:一般1,000円,大学生700円,高校生300円
※いずれも団体は20名以上 - ホームページ
- http://www.nmao.go.jp


