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文化庁月報
平成25年6月号(No.537)

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イベント案内

京都国立博物館
特別展観 遊びPDFファイルが別ウィンドウで開きます

会期:平成25年7月13日(土)〜8月25日(日)
会場:京都国立博物館 特別展示館
釉下彩鹿島踊図皿 旭焼 G.ワグネル作 京都国立博物館蔵

釉下彩鹿島踊図皿 旭焼 G.ワグネル作 京都国立博物館蔵


重要文化財 玩具船 豊臣棄丸所用 妙心寺蔵

重要文化財 玩具船 豊臣棄丸所用 妙心寺蔵

 この夏のテーマは「遊び」です。動物をテーマにした一昨年の「百獣の楽園」展に引き続き,身近な切り口から古美術に親しんでいただける展覧会をめざし,ただいま準備を進めております。

 みなさんは「遊び」と聞いて何を思い浮かべますか?

 子どものおもちゃ,かけっこやかくれんぼ,おとなのレジャー,はたまたギャンブルでしょうか。この春,パリの国立中世美術館では,古代メソポタミアから中世ヨーロッパにいたる様々な文化圏のボードゲームを特集していました。賽の目の偶然に身をゆだね,あるいは戦術を競い合うボードゲームといえば,日本にも双六や囲碁,将棋がありますね。こうした普遍的な遊びに加え,日本の「遊び」にはまた別の面もありました。

 遊びという日本語には,もともと,神々に捧げる歌や踊り,神々を喜ばすための饗宴や競技という意味があったようです。こうした神事や祭礼が,やがて人々の楽しみのためだけに催されるようになり,『源氏物語』の頃には宮廷での管弦の宴が「遊び」と表現されます。

 ひとたび人々の楽しみとなれば,遊びの創造力は無限です。趣味や芸道のように真剣な遊びもあれば,料亭や遊里で浮かれさわぐ遊びもあるでしょう。博物館に集まった古美術品は,いわばこうした先人たちの豪奢な遊びの記録,遊びの記憶といってよいかもしれません。

 神仏に捧げた歌舞音曲から,子どもの人形遊びまで,当館が収蔵する多彩な美術品の中に遊びの姿を追いかけます。身近なテーマのもとに有名作品に親しみ,隠れた名品に出会えるこの機会,博物館へどうぞ遊びにいらしてください。

(学芸部主任研究員 永島明子)

京都国立博物館

〒605-0931 京都市東山区茶屋町527

お問い合わせ
075-525-2473(テレホンサービス)
交通
JR・近鉄/京都駅下車,駅前市バスD2のりばから206・208号,D1のりばから100号系統にて博物館・三十三間堂前下車,徒歩すぐ
京阪電車/七条駅下車,東へ徒歩7分
開館時間
9:30〜18:00(金曜日は20:00まで。入館は閉館の30分前まで)
休館日
月曜日(ただし,7月15日は開館,7月16日は休館)
※平常展示館建替え工事中のため,展覧会開催期間以外は全館休館
観覧料
一般1000円(800円),大学・高校生700円(500円),中学・小学生無料
※( )内は,団体20名以上
ホームページ
http://www.kyohaku.go.jp/別ウィンドウが開きます
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