文化庁月報
平成25年8月号(No.539)
イベント案内
東京国立近代美術館フィルムセンター
チェコの映画ポスター テリー・ポスター・コレクションより
会期:平成25年8月28日(水)〜12月1日(日)
会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室
映画ポスターの解放区,チェコスロヴァキア
魅力的な絵本,人形劇,アニメーションで知られるチェコは,映画ポスターのデザインでも数々の名作を生んできました。それまでの社会主義リアリズムから脱却した1960年代には,カレル・タイスィク,ミラン・グリガル,ズデニェク・ツィーグレルに代表される新世代のグラフィック・アーティストが台頭し,映画作品のエッセンスを巧みに引き出しながら,時に映画を大胆に異化するその創意によって,映画ポスターというジャンルに独自の表現を打ち立てました。
この展覧会「チェコの映画ポスター」では,フィルムセンターと京都国立近代美術館の共催により,プラハの映画ポスター専門ギャラリー《テリー・ポスター》が所蔵する,チェコスロヴァキア時代の1950年代後半から1980年代までに制作された映画ポスター82点を紹介します。1960年代に《チェコ・ヌーヴェル・ヴァーグ》と称されたチェコスロヴァキア映画のほか,ヨーロッパ各国の作品やアメリカ映画,さらには日本映画のポスターにも注目し,映画とグラフィックの出会いから生まれる緊張感と優美さ,そしてユーモアを呈示します。
開幕時には,テリー・ポスター代表のパヴェル・ライチャン氏を招いて講演会を実施します。なお,この展覧会は2014年3月21日から5月11日まで京都国立近代美術館にも巡回します。

『女は女である』(1961年,フランス=イタリア,ジャン=リュック・ゴダール監督)
ポスター:ヨゼフ・ヴィレチャル(1968年)

『蜘蛛巣城』(1957年,日本,黒澤明監督)
ポスター:ヤン・クビーチェク(1959年)
(主任研究員 岡田秀則)
東京国立近代美術館フィルムセンター
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- 一般200円(100円) 大学・シニア70円(40円) 高校生以下及び18才未満,障害者(付添者は原則1名まで),MOMATパスポートをお持ちの方,キャンパスメンバーズは無料
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