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文化庁月報
平成25年9月号(No.540)
連載 「鑑 文化芸術へのいざない」
九州国立博物館
特別展 御三家筆頭 尾張徳川家の至宝
尾張徳川家は,徳川家康の九男・
本展では,徳川美術館(愛知県名古屋市)が所蔵する尾張徳川家ゆかりの道具類のうち,太刀や鉄砲などの武具類,茶の湯・香・能の道具類,和歌や絵画・楽器をはじめとする教養に関わる品々など,大名家の歴史と格式を示す約230件の名品をご紹介します。国宝「源氏物語絵巻」,国宝「初音の調度」も期間限定で特別公開いたします。
御三家筆頭の格式と美
〜大名文化の頂点 尾張徳川家の名宝〜
熊毛黒糸威具足 徳川家康所用
桃山時代 16世紀[展示期間:全期間]
尾張徳川家は,徳川将軍家に準ずる家柄である御三家のなかでも,筆頭格の家柄の大名家です。数ある大名家のなかで最高の家格を誇った同家には,徳川初代将軍家康の遺品を頂点として,太刀・
天下人が愛した名品の数々
〜足利将軍家,信長,秀吉,そして家康〜
尾張徳川家初代の義直は,初代将軍家康の九男にあたり,家康の死去に際して,遺品を兄弟間で分割相続しました。「
美の競演,二つの「源氏物語」
〜特別公開 国宝「源氏物語絵巻」,国宝「初音の調度」〜
国宝 源氏物語絵巻 竹河(二) 平安時代 12世紀[展示期間:11/12-11/24]
平安の美を代表する国宝「源氏物語絵巻」は,12世紀前半に成立した日本最古の物語絵巻です。今もなお親しまれている長編小説「源氏物語」を研ぎ澄まされた絵画表現でビジュアル化した,日本美術史上の代表的作品です。本展覧会では,「竹河(二)」と「横笛」を,それぞれ2週間限定で特別公開いたします。
江戸の美を代表する国宝「初音の調度」は,寛永16年(1639),徳川三代将軍家光の長女千代姫が徳川義直の嫡男光友(尾張家二代)に嫁いだ際の豪華な婚礼調度です。日本の蒔絵作品の最高傑作で,「源氏物語」の「初音」帖の和歌の歌意を意匠とし,その文字を絵柄に埋めこむという趣向も凝らしています。
いずれも不朽の名作「源氏物語」を題材とした逸品です。平安の美と江戸の美の競演をお楽しみいただけます。
九州国立博物館
〒818−0118 福岡県太宰府市石坂4-7-2
- お問い合わせ
- 050-5542-8600(NTTハローダイヤル 8:00〜22:00)
- 交通
- 西鉄太宰府駅下車後,徒歩約10分
- 開館時間
- 9:30〜17:00(入場は閉館30分前まで)
- 休館日
- 毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)
- 観覧料
- 一般1,500円(1,300円),高大生1,000円(800円),小中生600円(400円)
※( )内は前売り及び団体料金(20名以上の場合)
※上記料金で文化交流展(平常展)もご覧いただけます。
※障害者等とその介護者1名は無料です。展示室入口にて,障害者手帳等をご提示ください。
※満65歳以上の方は前売り一般料金で購入できます。券売所にて年齢が分かるものをご提示ください。
※キャンパスメンバーズの方は団体料金で購入できます。券売所にて学生証,教職員証等をご提示ください。 - ホームページ
- http://www.kyuhaku.jp/

