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文化庁月報
平成25年11月号(No.542)

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イベント案内

東京国立近代美術館フィルムセンター
小津安二郎の図像学

会期:平成25年12月12日(木)〜平成26年3月30日(日)
会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室

永遠のウルトラモダン,小津安二郎

小津安二郎監督(1963年)

小津安二郎監督(1963年)


小津監督の絵コンテ帖 『秋刀魚の味』(1962年) 川喜多記念映画文化財団所蔵

小津監督の絵コンテ(じょう) 『秋刀魚の味』(1962年) 川喜多記念映画文化財団所蔵

 生誕110年,没後50年を迎えてますます世界からの敬愛を集める監督小津安二郎(1903-1963)―その豊饒(ほうじょう)な映画世界の探究に終わりはありません。この大きな区切りとなる2013年,フィルムセンターは松竹株式会社と共同で後期のカラー映画4作品のデジタル復元を行うとともに,監督の誕生日・命日である12月12日を初日とする展覧会「小津安二郎の図像学」を開催し,小津作品を読み解く新たな視点を提示します。
 これまで小津監督の作品は,独自の厳密な画面作りや脚本術,監督をめぐる文化的状況や監督自身の芸術観といった視点で主に語られてきました。しかしその一方で,作品を支えてきた視覚的な要素,監督の美的(びてき)嗜好(しこう)を育んだ諸芸術,そして自身による巧みなアートワークが強い関心の対象となることはありませんでした。
 この展覧会では,小津監督の作品と実生活における絵画・デザイン・文字・色彩といったエレメントの重要性を示しつつ,その洒脱(しゃだつ)で軽やかな感覚を明らかにします。様々な図像の間から立ち現れる“永遠のウルトラモダン”,小津芸術の粋を是非御確認ください。
 なお,特別展示として,『秋刀魚の味』(1962年)の中で下絵が使用された橋本明治「石橋」(1961年,東京国立近代美術館蔵,展示期間:12月12日〜2月2日)ほか,小津作品で使用された絵画や小津旧蔵の明治期浮世絵,更に小津の後期作品を生み出した蓼科(たてしな)高原(こうげん)の日々を(つづ)った「蓼科日記」も出品されます。

(主任研究員 岡田秀則)

東京国立近代美術館フィルムセンター

〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-6

問合せ
03-5777-8600(ハローダイヤル)
交通
東京メトロ銀座線京橋駅下車,出口1から昭和通り方向へ徒歩1分
都営地下鉄浅草線宝町駅下車,出口A4から中央通り方向へ徒歩1分
開室時間
火曜日〜日曜日 11:00〜18:30(入場は閉室30分前まで)
休室日
毎週月曜日,12月28日(土)-1月6日(月)
観覧料
一般200円(100円) 大学・シニア70円(40円) 高校生以下及び18才未満,障害者(付添者は原則1名まで),MOMATパスポートをお持ちの方,キャンパスメンバーズは無料
ホームページ
http://www.momat.go.jp/別ウィンドウが開きます
協力
松竹株式会社

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