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文化庁月報
平成25年11月号(No.542)

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お知らせ

新国立劇場スポットライト

オペラ「ホフマン物語」

日程 11月28日(木)〜12月10日(火)
場所 オペラ劇場
作曲 ジャック・オッフェンバック
指揮 フレデリック・シャスラン
演出・美術・照明 フィリップ・アルロー
主な出演 [ホフマン]アルトゥーロ・チャコン=クルス
[ニクラウス/ミューズ]アンジェラ・ブラウアー
[オランピア]幸田浩子
[アントニア]浜田理恵
[ジュリエッタ]横山恵子
[リンドルフ/コッペリウスほか]マーク・S・ドス
[アンドレ/コシュニーユほか]高橋 淳
管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団
合唱 新国立劇場合唱団
ホームページ http://www.nntt.jac.go.jp/opera/performance/131128_001602.html別ウィンドウが開きます
「ホフマン物語」 (2005年公演より 撮影:三枝近志)

「ホフマン物語」
(2005年公演より 撮影:三枝近志)

 「ホフマン物語」は,オッフェンバックの唯一のオペラにして,人生最後の作品です。

 舞台は歌劇場に隣接する酒場。劇場での公演後に歌姫ステッラとの逢瀬(おうせ)の約束を交わした詩人・音楽家のホフマンは,酒を飲みながら3人の女性との失恋物語を学生たちに語り始めます。機械仕掛けの人形オランピアにそうと知らず恋をする物語,胸を病む恋人アントニアが激しく歌い息絶えてしまう物語,ヴェネツィアの高級娼婦(しょうふ)ジュリエッタに影を奪われる物語。回想を終え,恋のむなしさに絶望して酔い潰れたホフマンの前に,詩の女神ミューズが姿を現します。

 演出は「光の魔術師」の異名を持つフィリップ・アルロー。黒い舞台空間に異なる蛍光色や奇抜な衣裳(いしょう)を効果的に使って幻想的な世界を作り出しています。指揮は09年「トスカ」,10年「アンドレア・シェニエ」の劇的な音楽づくりで好評を博したフランス・パリ生まれの実力派フレデリック・シャスラン。タイトルロールを歌うのは,同役で昨年スカラ座にデビューするなど進境著しいメキシコ人テノールのチャコン=クルスです。
 複数の版が存在し,謎が多いこの作品ですが,新国立劇場版ではオランピア,アントニア,ジュリエッタの順で幕が進むエーザー版を基本にしつつ,終幕で独自の解釈を加えています。

 ※公演情報の詳細はこちら別ウィンドウが開きます

ダンス「DANCE to the Future 2013 〜Second Steps〜 NBJ Choreographic Group」

日程 12月7日(土),8日(日)
場所 小劇場
監修 デヴィッド・ビントレー
振り付け・出演 新国立劇場バレエ団
ホームページ http://www.nntt.jac.go.jp/dance/performance/131207_001623.html別ウィンドウが開きます
DANCE to the Future 2013(撮影:鹿摩隆司)

DANCE to the Future 2013(撮影:鹿摩隆司)

 新国立劇場バレエ団の中から振り付け家を育てるプロジェクト「Choreographic Group」は,ビントレー舞踊芸術監督の発案・監修の下,2012年に始まりました。以前からビントレーは,カンパニーの中から振り付け家としての才能を見つけ出し,育成する場を提供したいと熱望していました。
 第1回公演は,2012年に「First Steps」と題して13作品が上演され好評を得て,その第2回目が,今回の「Second Steps」です。今年7月に先行して行われた稽古場での作品発表会では14作品が出品上演され,そこから選出された8作品が本公演で上演されることとなりました。
 作品を創ることは,バレエ,ダンスへの理解を深めることであり,そして何より,新しい作品の創造こそが,過去から連なるバレエの歴史を未来につなげていくことになるのです。「First Steps」での経験を通してアーティストとして進化したダンサーたちが,その瑞々(みずみず)しい感性でどのような舞台を繰り広げるのか,目が離せません。

 「これまでにない成功を収めた新国立劇場バレエ団のコレオグラフィック・グループによる公演『First Steps』に続き,バレエ団ダンサー振り付けによる新しいダンス作品の数々を披露します。新しい振り付けは,バレエ芸術の生命力であり,その偉大な歴史や豊富なレパートリー作品にかかわらず,新しいバレエ作品なくしては,私たちに未来はなく,単に過去の作品が並ぶだけの博物館になってしまいます。喜ばしいことにこのバレエ団には,志を持つ若い振り付け家がたくさんいます。彼らの作品の水準,想像力と新しいアイデアや動き(ムーヴメント)への探究心は,日本のバレエの明るい未来を確信させてくれます。」(デヴィッド・ビントレー舞踊芸術監督)

 ※公演情報の詳細はこちら別ウィンドウが開きます

バレエ「くるみ割り人形」

日程 12月17日(火)〜12月23日(月・祝)
場所 オペラ劇場
作曲 ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
原案・台本 マリウス・プティパ
振り付け レフ・イワーノフ
演出・改訂振り付け 牧 阿佐美
指揮 井田勝大
管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団
合唱 東京少年少女合唱隊
出演 [金平糖の精]小野絢子,米沢 唯,本島美和,長田佳世
[王子]菅野英男,福岡雄大,奥村康祐,マイレン・トレウバエフ
[クララ]五月女 遥,井倉真未,さいとう美帆,加藤朋子
ホームページ http://www.nntt.jac.go.jp/ballet/13nutcracker/別ウィンドウが開きます
「くるみ割り人形」(2011年公演より 撮影:瀬戸秀美)

「くるみ割り人形」(2011年公演より 撮影:瀬戸秀美)

 チャイコフスキー作曲の三大バレエの一つとして世界中で愛される「くるみ割り人形」。新国立劇場バレエ版「くるみ割り人形」は,現代とおぼしき都会のシーンから始まるオープニング,あっと驚くサンタクロースの登場など小さなお子様もお楽しみいただけます。主役級のダンサーが次々とソリストとして登場し,新国立劇場バレエ団ダンサーの層の厚さを実感していただけることでしょう。

 クリスマス・イヴの夜。少女クララは部屋の中で一人おもちゃで遊んでいます。窓の外では,プレゼントを抱え,家路を急ぐ人たち。クララが何かに誘われるように外に出ると,そこには不思議な老人が立っていました。この不思議な老人ドロッセルマイヤーに導かれて,クララの不思議な旅が始まります。
 ドイツのシュタリバウム家では,クリスマス・パーティーの真最中。クララは,ドロッセルマイヤーからくるみ割り人形をプレゼントしてもらいます。その夜,押し寄せたネズミの大群と戦うくるみ割り人形をクララが助けると,人形は美しい王子の姿に。雪の女王や雪の精が美しく舞う中,クララをおとぎの国へと連れていきます。おとぎの国では,スペイン,アラビア,中国,トレパック,(あし)の精たちが次々と美しい踊りを披露し,優美な花のワルツ,金平糖の精と王子による華麗な踊りが繰り広げられます。ふと目を覚ますクララ。あれは,夢だったのかしら?でも魔法はこれだけではなかったのです…。

 クリスマスにふさわしい,色彩豊かで華やかな舞台美術と衣裳(いしょう),チャイコフスキーによる流麗な音楽など,魅力は尽きません。総合芸術たるバレエの醍醐味(だいごみ)を堪能できる,新国立劇場バレエ団ならではの魅力満載の舞台は,必見です。

 ※公演情報の詳細はこちら別ウィンドウが開きます

新国立劇場
〒151-0071東京都渋谷区本町1-1-1

チケットの申込み
新国立劇場ボックスオフィス
03-5352-9999 (10時〜18時)
ホームページ
http://www.nntt.jac.go.jp別ウィンドウが開きます
その他
※京王新線 初台駅直結(新宿駅より1駅)

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