開催日
平成17年1月21日(金)10:00~13:00
場所
文部科学省10F1会議室
出席者
委員
渡邊会長、川村委員、西委員、森委員、脇田委員
文化庁
文化庁長官、文化財部長、文化財鑑査官、伝統文化課長、美術学芸課長、記念物課長、建造物課長、その他関係官
1.前回議事要旨確認
2.諮問・答申
- (1) 重要有形民俗文化財の指定について(報告・答申)
伝統文化課長から、12月10日に諮問が行われた重要有形民俗文化財の指定について、12月14日に開催された第5専門調査会における調査の報告があり、審議の結果、別紙のとおり答申がなされた。 - (2) 重要無形民俗文化財の指定について(報告・答申)
伝統文化課長から、12月10日に諮問が行われた重要無形民俗文化財の指定について、12月14日に開催された第5専門調査会における調査の報告があり、審議の結果、別紙のとおり答申がなされた。 - (3) 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財の選択について(報告・答申)
伝統文化課長から、12月10日に諮問が行われた記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財の選択について、12月14日に開催された第5専門調査会における調査の報告があり、審議の結果、別紙のとおり答申がなされた。 - (4) 史跡等の現状変更の許可等について(諮問・答申)
記念物課長から、史跡等の現状変更の許可等について説明があり、審議の結果、別紙のとおり答申がなされた。 - (5) 史跡等の現状変更の許可等について(報告)
会長から、12月21日及び1月7日に決定した史跡等の現状変更の許可等について別紙のとおり報告があり、記念物課長から、内容について説明があった。
3.文化財保護法の一部改正に伴う選定基準等の制定等について
- (1) 重要文化的景観選定基準等の制定等について
文化財保護企画室長から、登録有形文化財登録基準の一部改正については第一専門調査会会、重要文化的景観選定基準について、登録記念物登録基準については第三専門調査会、重要無形民俗文化財指定基準、重要有形民俗文化財指定基準及び記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財の選択基準の一部改正について、登録有形民俗文化財登録基準については第五専門調査会における調査の報告があり、審議の結果、再度、審議を行うこととなった。
4.その他
- (1) 史跡の指定について
記念物課長から、史跡の指定について説明があった。 - (2) 登録有形文化財(建造物)の登録抹消について
建造物課長から、登録有形文化財(建造物)の登録抹消について説明があった。
別紙
2-(1) 重要有形民俗文化財の指定について
下表に掲げる有形の民俗文化財1件を重要有形民俗文化財に指定することについて
名称及び員数 | 所有者 | 所有者の住所 | ||||||||||||
|
法華寺 | 奈良県奈良市法華寺町 |
2-(2) 重要無形民俗文化財の指定について
下表に掲げる無形の民俗文化財を8件を重要無形民俗文化財に指定することについて
名称 | 所在地 | 保護団体 |
川越 |
埼玉県川越市 | 川越氷川祭の山車行事保存会 |
岩槻の古式土俵入り | 埼玉県岩槻市 | |
千葉県 |
茂名区 | |
新島の大踊 | 東京都 |
新島大踊保存会、若郷大踊保存会 |
三上のずいき祭 | 滋賀県 |
ずいき祭保存会 |
和歌山県 |
粟生のおも講と堂徒式保存会 | |
島根県 |
大浦グロ保存会 | |
島根県 |
大土地神楽保存会神楽方 |
2-(3) 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財の選択について
下表に掲げる無形の民俗文化財8件を記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択することについて
名称 | 所在地 | 保護団体 |
秋田県北秋田郡 |
||
埼玉県鶴ヶ島市脚折 | 脚折雨乞行事保存会 | |
福井県 |
||
東伊豆地方の |
静岡県 | |
兵庫県 |
波々伯部神社氏子 | |
沖縄県沖縄市泡瀬 | 泡瀬京太郎保存会 | |
沖縄県 |
宜野座区、宜野座区 |
2-(4) 史跡等の現状変更の許可等について
史跡に係るもの | 53件 |
名勝に係るもの | 16件 |
天然記念物に係るもの | 11件 |
2-(5) 史跡等の現状変更の許可等について
史跡に係るもの | 77件 |
名勝に係るもの | 23件 |
天然記念物に係るもの | 14件 |