開催日
平成17年7月15日(金)10:00~
場所
文部科学省M1会議室
出席者
委員
渡邊会長,川村委員,西委員,森委員,田端委員
文化庁
文化庁次長,文化財部長,文化財鑑査官,伝統文化課長,美術学芸課長,記念物課長,参事官,その他関係官
1.前回議事要旨確認
2.諮問・答申
- (1)重要無形文化財の指定・認定について(報告・答申)
伝統文化課長から,6月17日に諮問が行われた重要無形文化財の指定・認定について,6月27日に開催された第四専門調査会における調査の報告があり,審議の結果,別紙のとおり答申がなされた。 - (2)選定保存技術の選定・認定について(報告・答申)
伝統文化課長から,6月17日に諮問が行われた選定保存技術の選定・認定について,6月27日に開催された第四専門調査会における調査の報告があり,審議の結果,別紙のとおり答申がなされた。 - (3)登録有形文化財(建造物)の登録等について(諮問)
参事官から,登録有形文化財(建造物)の登録について説明があり,審議の結果,第二専門調査会において調査することとした。 - (4)重要文化財(建造物)の現状変更の許可について(諮問・答申)
参事官から,重要文化財(建造物)の現状変更の許可について,7月4日に開催された第二専門調査会における調査の報告があり,審議の結果,別紙のとおり答申がなされた。 - (5)史跡等の現状変更の許可等について(諮問・答申)
記念物課長から,史跡等の現状変更の許可等について説明があり,審議の結果,別紙のとおり答申がなされた。 - (6)史跡等の現状変更の許可等について(報告)
会長から,7月1日に決定した史跡等の現状変更の許可等について別紙のとおり報告があり,記念物課長から,内容について説明があった。
3.その他
- (1)「石見銀山遺跡とその文化的景観」の世界遺産推薦について(報告)
記念物課長から,「石見銀山遺跡とその文化的景観」の世界遺産推薦について報告があった。 - (2)史跡の指定等について(報告)
記念物課長から,史跡の指定等について報告があった。 - (3)国宝高松塚古墳壁画の恒久保存方針について(報告)
美術学芸課長から,国宝高松塚古墳壁画の恒久保存方針について報告があった。 - (4)重要文化財(建造物)の現状変更の許可について
参事官から,重要文化財(建造物)の現状変更の許可について説明があった。
別紙
2-(1)重要有形民俗文化財の指定について
(1)表1の左欄の無形文化財を重要無形文化財に指定し,右欄の者を当該重要無形文化財の保持者として認定することについて
〔表1〕
左欄 | 右欄 | |||
---|---|---|---|---|
無形文化財 | 保持者 | |||
名称 | 氏名 | 芸名・雅号 | 生年月日 | 住所 |
(芸能の部) | ||||
昭和8年8月15日 (満71歳) |
沖縄県 | |||
(工芸技術の部) | ||||
昭和11年2月28日 (満69歳) |
埼玉県 |
(2)表2の左欄の重要無形文化財の保持者として,右欄の者を追加認定することについて
〔表2〕
左欄 | 右欄 | |||
---|---|---|---|---|
重要無形文化財 | 保持者 | |||
名称 | 氏名 | 芸名・雅号 | 生年月日 | 住所 |
(工芸技術の部) | ||||
昭和14年7月8日 (満66歳) |
東京都杉並区成田東5-13-14 | |||
昭和16年9月26日 (満63歳) |
富山県高岡市下伏間江148 | |||
昭和9年2月23日 |
(満71歳) 栃木県大田原市市野沢1679-7 |
|
(3)表3の左欄の重要無形文化財の保持者の団体の構成員として,右欄の者を追加認定することについて
〔表3〕
左欄 | 右欄 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
重要無形文化財 | 保持者 | |||||||
名称 | 指定要件 | 保持者及び その代表者 の氏名 |
所属する機関 又は団体 |
指定 年月日 |
氏名 | 芸名 | 生年月日 | 住所 |
宮内庁式部職楽部部員により演技演奏されるものであること。 | 宮内庁式部職楽部部員 代表者 |
東京都千代田区千代田1-1 宮内庁式部職楽部 |
昭和30年 5月12日 |
(2名) | ||||
昭和57年 6月25日 (満23歳) |
東京都 | |||||||
昭和58年 3月16日 (満22歳) |
東京都 | |||||||
1 演者 演目の重要な構成人物の大部分が社団法人伝統歌舞伎保存会の会員であること。 2 演目 伝統的な演目及びこれに準ずるものであること。 3 演技演出 伝統的な演技演出を基調とすること。 1様式的な演技せりふによること。 2女方によること。 3音楽は伝統的な歌舞伎音楽の定式によること。 4子木,ツケは定式によること。 5扮装(衣裳、鬘、化粧)は定式によること。 6大道具、小道具は定式によること 7原則として定式的舞台機構によること。 |
社団法人伝統歌舞伎保存会会員 代表者 ( |
東京都千代田区隼町4-1 国立劇場内 社団法人伝統歌舞伎保存会 |
昭和40年4月20日 指定用件の変更により昭和52年4月25日一部改正 |
俳優(17名) | ||||
昭和13年 10月10日 (満66歳) |
東京都 | |||||||
昭和23年1月22日 (満57歳) |
東京都 | |||||||
昭和26年 6月4日 (満54歳) |
東京都 | |||||||
昭和30年 6月30日 (満50歳) |
東京都 | |||||||
昭和30年 11月13日 (満49歳) |
東京都 | |||||||
昭和33年6月16日 (満46歳) |
東京都 | |||||||
昭和35年11月8日 (満44歳) |
東京都 | |||||||
昭和37年7月30日 (満42歳) |
大阪府 | |||||||
昭和41年3月8日 (満39歳) |
東京都 | |||||||
昭和42年3月31日 (満38歳) |
東京都 | |||||||
昭和42年10月9日 (満37歳) |
東京都 | |||||||
昭和45年2月17日 (満34歳) |
千葉県 | |||||||
昭和47年3月4日 (満33歳) |
大阪府 | |||||||
昭和50年2月5日 (満30歳) |
東京都 | |||||||
昭和50年11月26日 (満29歳) |
東京都 | |||||||
昭和52年8月1日 (満27歳) |
東京都 | |||||||
昭和52年12月6日 (満27歳) |
東京都 | |||||||
長唄(9名) | ||||||||
唄(4名) | ||||||||
昭和21年1月27日 (満59歳) |
東京都 | |||||||
昭和21年2月8日 (満59歳) |
東京都 | |||||||
昭和23年2月13日 (満57歳) |
東京都 | |||||||
昭和23年7月23日 (満56歳) |
東京都 | |||||||
三味線(5名) | ||||||||
昭和17年8月1日 (満62歳) |
東京都 | |||||||
昭和30年1月28日 (満50歳) |
東京都 | |||||||
昭和33年2月20日 (満47歳) |
東京都 | |||||||
昭和37年1月17日 (満43歳) |
東京都 | |||||||
昭和41年2月10日 (満39歳) |
埼玉県 | |||||||
囃子(2名) | ||||||||
昭和37年11月17日 (満42歳) |
東京都 | |||||||
昭和38年3月4日 (満42歳) |
神奈川 | |||||||
竹本(3名) | ||||||||
昭和25年12月1日 (満54歳) |
埼玉県 | |||||||
昭和30年3月21日 (満50歳) |
埼玉県 | |||||||
昭和32年5月17日 (満47歳) |
埼玉県 | |||||||
常磐津節保存会の会員が立語り、立三味線を演奏するものであること。 | 常磐津節保存会会員 代表者 ( |
東京都中央区銀座8-16-6 ときわぎ館3階 常磐津節保存会 |
昭和56年 4月20日 |
太夫 (2名) | ||||
昭和17年 9月14日 (満62歳) |
京都府 | |||||||
昭和21年3月26日 (満59歳) |
大阪府 | |||||||
三味線 (1名) | ||||||||
昭和16年11月27日(満63歳) | 東京都 |
2-(2) 選定保存技術の選定・認定について(報告・答申)
(1) 表1の左欄の文化財の保存技術を選定保存技術に選定し,右欄の者を当該選定保存技術の保持者として認定することについて
〔表1〕
左欄 | 右欄 | ||
---|---|---|---|
文化財の保存技術 | 保持者 | ||
名称 | 氏名(雅号) | 生年月日 | 住所 |
(有形文化財等関係) | |||
昭和9年7月5日(満71歳) | 京都府 | ||
昭和22年1月5日(満58歳) | 宮城県 |
2-(4) 重要文化財(建造物)の現状変更の許可について
4件
2-(5) 史跡等の現状変更の許可等について
史跡に係るもの | 51件 |
名勝に係るもの | 18件 |
天然記念物に係るもの | 29件 |
2-(6) 史跡等の現状変更の許可等について
史跡に係るもの | 48件 |
名勝に係るもの | 23件 |
天然記念物に係るもの | 11件 |