○ | テーマ | : | 「ボランティア活動としての日本語教育の在り方について考える」 |
○ | 趣旨 | : | 近年,我が国に在留する外国人の増加や多様化が急速に進展する中で,地域における日本語学習を支援する日本語ボランティアの活動の重要性が高まっている。日本語ボランティアの支援活動は,定住外国人が地域社会で安定した日常生活を送る上で重要な役割を果たすとともに,日本語ボランティア自身にとっても,学習者との異文化間交流や日本語に対する多面的な理解の促進など,文化的な知識や体験の幅を広げる契機ともなっている。 このようなボランティア活動としての日本語教育の在り方に焦点をあてて,地域の日本語支援活動の今後について考える。 |
10:00 開会【神大会館(六甲ホール)】
○ | あいさつ | 河合 隼雄(文化庁長官) 野上 智行(神戸大学長) |
10:10〜11:20
○ | テーマ | : | 「日本語ボランティア活動の醍醐味って何?」 |
○ | 鼎談者 | : | 奥田 純子(ひょうご日本語ネット懇話会委員,神戸日本語教育協議会副会長) ジェフ・バーグランド(帝塚山学院大学人間文化学部教授) 河合 隼雄(文化庁長官) |
11:20〜12:20 講演【神大会館(六甲ホール)】
○ | テーマ | : | 「未来を |
○ | 趣旨 | : | 各発表者から,日本語を習得するために自らどのような奮闘(工夫や努力)を重ねてきたかを語っていただく。その内容を踏まえて,日本語学習者の視点(立場)や,コミュニケーション教育の視点から,それぞれに共通する問題点や学習上の困難点を探るとともに,効果的な克服法や学習方法及び日本語教育の工夫,そして第2部のパネルディスカッションに繋がるヒントを探る。 |
○ | 講演者 | : | 松本 茂(東海大学教育開発研究所教授) |
13:30〜15:00 パネルディスカッション【国際文化学部B棟210教室】
○ | テーマ | : | 「地域における日本語支援活動の充実とコーディネータ(繋ぎ役,企画・調整役など)の存在」 |
○ | パネリスト | : | 金 宣吉(神戸定住外国人支援センター理事長) 杉澤 経子(武蔵野市国際交流協会プログラム・コーディネーター) 中西 泰洋(神戸大学教授・留学生センター副センター長) 藤井 英映(兵庫県国際政策課企画係長) |
○ | 解説者 | : | 奥田 純子(ひょうご日本語ネット懇話会委員,神戸日本語教育協議会副会長) 西尾 珪子(社団法人国際日本語普及協会理事長) |
○ | 司会 | : | 野山 広(文化庁文化部国語課日本語教育調査官) |
15:15〜17:30 日本語教育研究協議会【国際文化学部K棟】
第1分科会【201教室】
○ | テーマ | : | 「年少者の日本語学習支援について考える」 |
○ | 講師 | : | 山田 泉(法政大学キャリアデザイン学部教授) |
○ | 発表者 | : | 太田 晴雄(帝塚山大学人文科学部教授) 長嶋 昭親(兵庫日本語ボランティアネットワーク代表) 中津 美和(財団法人とよなか国際交流協会職員) 村山 勇(神戸市立本山第二小学校教諭) |
第2分科会【301教室】
○ | テーマ | : | 「生活日本語教育の実践−多様な年齢層への対応(インドシナ難民支援から地域日本語支援へ)−」 |
○ | 講師 | : | 西尾 珪子(社団法人国際日本語普及協会理事長) |
○ | 発表者 | : | 浅井 清子(元財団法人アジア福祉教育財団難民事業本部国際救援センター副主任日本語教師) 四方 紀美(財団法人アジア福祉教育財団難民事業本部関西支部日本語教育相談員) 内藤 真知子(社団法人国際日本語普及協会日本語教師) |
第3分科会【402教室】
○ | テーマ | : | 「地域日本語教育のための教え方の事例と教材の活用−VT(ベルボ・トナル)法,TPR(全身反応教授法),「フォトランゲージ」,「リソース型生活日本語」等を使って−」 |
○ | 講師 | : | 関口 明子(社団法人国際日本語普及協会事業部長) |
○ | 発表者 | : | 梶川 明子(社団法人国際日本語普及協会日本語教師) 沢田 幸子(京都大学留学生センター非常勤講師) 杉澤 経子(武蔵野市国際交流協会プログラム・コーディネーター) |
第4分科会【401教室】
○ | テーマ | : | 「コミュニケーション活動の充実−工夫や技法の紹介−」 |
○ | 講師 | : | 松本 茂(東海大学教育開発研究所教授) |
17:30 閉会
(五十音順,敬称略)