第1回G7文化大臣会合について

1.開催期日

平成29年3月30日(木)~31日(金)

2.開催場所

イタリア フィレンツェ

3.日程

3月30日(木)

  • 午前文化遺産保護に関する専門家会合
  • 午後G7文化大臣会合
  • 夕方コンサート鑑賞
  • 3月31日(金)
  • 午前G7各国有識者による公開討論

4.参加者

本〕
宮田亮平文化庁長官
〔イタリア〕
ダリオ・フランチェスキーニ文化財・活動・観光大臣(議長)
〔カナダ〕
メラニー・ジョリー・カナダ遺産大臣
〔フランス〕
オードレイ・アズレー文化コミュニケーション大臣
国〕
ブルース・ウォートン・パブリック・ディプロマシー担当国務次官
国〕
カレン・ブラッドレー文化大臣
〔ドイツ〕
マリア・ベーメル外務副大臣
〔EU〕
ティボル・ナブラチチ教育・文化・青少年・スポーツ担当欧州委員
〔ユネスコ〕
イリナ・ボコバ事務局長

5.議事

  • (1)G7文化大臣会合
  • 「国民間の対話の手段としての文化」をテーマとして議論し,「共同宣言」(英文・和文)に署名。
  • 先進主要国が一致して,文化が有する異文化間の宥和・平和構築,経済効果,豊かな社会の実現等の多義的な意義を再確認するとともに,文化遺産保護(特に武力紛争下における保護),文化財略奪・不法取引対策等に関する国際協力の強化の必要性,また,異文化対話や文化交流の重要性等を指摘。
  • 我が国からは,我が国の文化遺産保護及び国際文化交流の具体的な取組を紹介しつつ,今後,2020年東京オリンピック・パラリンピックをスポーツだけではなく文化の祭典とすべく文化プログラムを推進していく旨説明,各国の参加を呼び掛けた。なお,「共同宣言」には,オリンピック・パラリンピック等の大型国際イベントの機会に文化交流の機会を提供するよう各国に促す旨記述された。
  • (2)G7各国有識者による公開討論
  • G7各国を代表する文化分野の有識者が,「国民間の対話の手段としての文化」をテーマについて意見交換した。
  • 日本から,長谷川祐子東京都現代美術館参事・東京芸術大学教授が有識者会合に参加し,インターネットの発達が世界の文化芸術の発展にもたらす影響等について意見を述べた。
  • (3)文化遺産保護に関する専門家会合
  • G7各国及び関係国際機関の専門家が,文化遺産の保護,文化財不法取引の禁止・防止等に関し,【1】国際規範が抱える課題,【2】国際機関及び各国の政策・施策の在り方,【3】教育・人材育成について議論した。
  • 日本からは,河野俊行九州大学教授が参加した。


各国代表記者会見

文化分野の有識者

本〕
長谷川祐子東京都現代美術館参事・東京芸術大学大学院国際芸術創造研究科教授
〔イタリア〕
パオロ・バラタ・ベネチア・ビエンナーレ事務局長
〔カナダ〕
サイモン・ブロールト・カナダ・アーツ・カウンシル理事長兼CEO
〔フランス〕
セルジュ・ラスヴィニュ・ポンピドゥ・センター長
国〕
ブルース・ウォートン・パブリック・ディプロマシー担当国務次官
国〕
キロン・ディヴァン・ブリティッシュ・カウンシル・チーフ・エグゼクティブ
〔ドイツ〕
シャーミン・ランゴフ・ベルリン・マクシム・ゴルキ劇場芸術監督
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