平成27年度「アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化事業」募集案内

事業の目的

 我が国における言語・方言のうち,ユネスコが最も消滅の危機に瀕(ひん)していると認定しているアイヌ語について,「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会報告」(平成21年7月),「「北海道外アイヌ生活実態調査」を踏まえた全国的見地からの施策の展開について」(平成24年6月・アイヌ政策推進会議政策推進作業部会),国連・経済的、社会的及び文化的権利に関する委員会最終見解(平成25年5月)及び国連・人種差別撤廃委員会最終見解(平成26年9月)の指摘を受け,文化庁では,消滅することなく,その保存・継承が円滑に行われるよう,各地で保存されているアイヌ語の音声資料を活用し,アイヌ語学習にも利用できるようなアーカイブ作成の支援を行うことにしています。
古くから収録されてきたアイヌ語の音声資料(映像を伴うものも含む)は,伝統的なアイヌ語を知る上で貴重な存在であるにもかかわらず,多くのものがアナログメディアで保存されていて,時間の経過とともに使用できなくなるおそれがあります。こうした現状を鑑み,アイヌ語のアナログ音声資料(映像を伴うものを含む)をデジタル化することで,音声資料(映像を伴うものを含む)の劣化のおそれを軽減し,アイヌ語の保存・継承に役立てやすくして,アーカイブ作成にも資することを目的とします。

募集対象事業

  • 次の(1)と(2)を内容とする企画を募集の対象とします。
  • (1)アイヌ語のアナログ音声資料(映像を伴うものも含む)の受領及び返却
  • (2)アイヌ語のアナログ音声資料(映像を伴うものも含む)のアーカイブ化を想定してのデジタル化
  • なお,企画を立てるに当たっては,次の(a)~(e)に留意してください。
  • (a)デジタル化の対象となるアナログ音声資料(映像を伴うものも含む)の詳細は,「参考資料(デジタル化の対象となるアイヌ語アナログ音声資料リスト)」参照してください。
  • (b)アナログ音声資料(映像を伴うものも含む)のデジタル化に当たっては,音声は WAVE 形式,映像は mov 形式とします。(映像を伴うものの場合,音声のみをWAVE形式でデジタル化するとともに,映像+音声をmov形式でデジタル化します。)
  • (c)アナログ音声資料(映像を伴うものも含む)の保存状態は多様であるため,テープ切れの補修やテープ剝がし等が必要となった場合は,責任を持って全て処置するものとし,資料提供元には可能な限り再生できる良好な状態で返却します。なお,処置に伴う費用を新たに措置することはしません。
  • (d)デジタル化に当たっては,アナログ音声資料(映像を伴うものも含む)そのままを原則とするが,音声や映像にノイズが極めて目立つ場合には,可能な範囲で目立ったノイズを除去したものも併せて収めるものとします。
  • (e)参考資料のアナログ音声資料の各テープの状態,内容等を専門家の意見等を参考に作成し一覧表(平成27年度アナログ音声資料デジタル化一覧表)にして提出することとします。
  • (f)本事業終了後一定期間(半年以上),納入又は返却された成果物に不都合があった場合等に対応するために,デジタル化したデータを保存しておくものとします。

事業対象期間

 本事業の対象期間は,委託契約日~平成28年3月31日(木)です。

応募要件

  • 本事業に応募できるのは,法人格を有し,企画競争に参加する者に必要な資格を有する団体です。
  • 《企画競争に参加する者に必要な資格》
  • ア)予算決算及び会計令第70条の規定に該当しない者であること。なお,未成年者,被保佐人又は被補助人であって,契約の締結のために必要な同意を得ている者は,同条中,特別な理由がある場合に該当する。
  • イ)文部科学省の支出負担行為担当官等から取引停止の措置を受けている期間中の者でないこと。

応募方法

  • (1)応募書類(パフレット等を除き,日本工業規格A4縦判横書き・片面で作成し,紙媒体6部電子媒体(一太郎,ワード又はエクセルにて作成)1セット分の双方を提出してください。ただし,d)(ウ)は紙媒体1部のみとします。)
  • a)「アイヌ語のアーカイブ作成支援事業 企画書」(以下「企画書」という。)【様式1】
  • b)委託業務見積書【様式2】
  • c)応募団体概要【様式3】
  • d)応募団体に関する以下の書類
  • (ア)定款,寄附行為又はこれらに類する規約等の写し
  • (イ)最新事業年度の事業資料
  • (ウ)誓約書【様式4】(暴力団等に該当しない旨の誓約書を応募団体の契約権者が署名,押印の上,契約権者の氏名,生年月日が確認できる書類(運転免許証の写しなど)を添付してください。)
  • ※法人格を有する団体のうち大学等の教育・研究機関については,d)の(ア)(ウ)の提出は不要とし,c)はパンフレット等で代用することが可能です。
  • (2)提出期限
  • 平成27年12月18日(金)必着(持参の場合は,17:00まで)
    なお,遅着したもののうち,前々日までの消印がある場合には,応募団体の責任ではないと考えられますので,有効とします。
  • ※提出された応募書類は,一切返却しませんので,あらかじめ御了承ください。
  • ※応募書類の作成,提出等などに掛かった費用については,選定結果にかかわらず応募者の負担とします。
  • ※郵送中の事故については,当方は一切の責任を負いません。
  • (3)提出方法
  • ・簡易書留,宅配便など送達記録の残る方法か持参して提出してください。
    (FAX,E-mailでの応募は受け付けません。)
  • ・表面に「平成27年度アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化事業(アナログ音声資料のデジタル化)企画書在中」と朱書きしてください。
  • (4)提出先及び問合せ先
  • 《提出先》
  • 〒100-8959
    東京都千代田区霞が関3-2-2
    文化庁文化部国語課国語調査官 宛
  • 《問合せ先》
  • 文化庁文化部国語課国語調査官(鈴木)
  • TEL(代表)03-5253-4111 (内線)2841
  • 平日 9:30~18:00
  • FAX03-6734-3818
  • E-mailkokugo@bunka.go.jp
  • ※できるだけ,FAX又はE-mailでお願いします。
  • ※FAX,E-mailの件名に「アイヌ語のアーカイブ作成支援事業についての問合せ」と明記してください。

募集案内等ダウンロード

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