事業詳細

地域の民話を次世代へ伝承する事業

実行委員会
地域の民話を次世代へ伝承する事業実行委員会
中核館
東北歴史博物館

事業目的

本事業は、地域の人々の民話伝承に対する関心を高め、次世代への民話伝承について学び考える機会を提供することを目的とする。博物館が中心となって県内各地で活動する民間の民話団体と連携、共働し、民話伝承の取り組みが盛んな地域の事例を学ぶとともに、そうした学びを活かして実際に次世代を担う地域のこどもたちが民話を学ぶプログラム等を新たに構築し、実践していく。また、本事業の語り手体験生と各地域のこども民話語り手による実演会や、民話伝承に関わる講演会を通して、地域の民話団体をはじめ、広く地域の方々に民話伝承について関心を高めてもらう機会を提供する。

事業概要

本事業は上記の目的に従い、大きく三部に分けて構成する。

  • (1)東北の各地域における民話伝承活動の事例研修会

    地域の各民話団体とともに民話伝承に関わる活動が盛んな地域を訪れ、伝承のあり方や、次世代を担うこどもたちへの民話伝承のようすを学ぶ。本研修での学びや交流を通して各団体同士の連携を深めつつ、民話伝承に関わる新たな活動が計画されていくことを目標とする。

  • (2)地域のこどもたちを対象とした民話伝承事業

    地域の民話団体と共働で、こどもたちを主な対象とした実演会や小学生を対象とした民話語り手体験教室を行い、地域で語り伝えられてきた民話の意義や魅力を伝える。また、他の地域のこども語り手たちによる語りの現地見学会を実施し、次世代を担うこどもたち自身が各地域で民話を語る意義を考えるきっかけづくりをする。

  • (3)「次世代への民話伝承について考える」実演会・講演会

    (2)で学んだ小学生の民話語り手体験生と、他の地域のこどもや大人の語り手の実演会を実施し、広く一般の方々に、世代を超えて語られる民話を通して民話の魅力や民話伝承の意義を伝える。また民話伝承に関わる講演会を通して現代における民話伝承のあり方について関心を高めてもらう。

実施項目・実施体系

  • 次世代への民話伝承を考える事業
    • (1)東北の各地域における民話伝承活動の事例研修会
      • ①民話伝承に関わる活動が盛んな地域での研修会Ⅰ
      • ②民話伝承に関わる活動が盛んな地域での研修会Ⅱ
    • (2)地域のこどもたちを対象とした民話伝承事業
      • ①こどもたちのための民話実演会
      • ②小学生の民話語り手体験教室
      • ③他地域のこども語り手との交流会、現地見学会
    • (3)「次世代への民話伝承について考える」実演会・講演会
      • ①本事業の活動紹介と体験生の民話実演
      • ②東北各地のこどもと大人の語り手による民話披露
      • ③民話伝承に関わる講演会

事業実績(PDF)

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