ミテ・ハナソウ・プロジェクト連携事業
- 実行委員会
- ミテ・ハナソウ・プロジェクト連携実行委員会
- 中核館
- 佐倉市立美術館
事業目的
このプロジェクトの最終的なビジョンは、鑑賞コミュニケーターボランティアの「ミテ*ハナさん」を中心に、市民主導で行動を起こし、多様な市民を包摂しながら、地域の新しい文化をつくっていくこと、これを美術館を核として実現することです。対話による鑑賞を通じて、ファシリテーターも参加者もそうした方向に向かう姿勢を身に着けていく可能性が見えています。さらによりよい事業をめざして、自律的に活動を続けていく力を育てることが当面の目標となっています。それぞれの事業について、新たな要請を受けたり、アーティストとともにつくっていく企画にも取り組みながら、他の文化施設の参考となるよう、それを発信していきたいと考えています。
事業概要
- 学校連携:将来的に市内小学校全校23校の実施をめざし、引き続きプログラムを研究・実施しながら、ミテ*ハナさんの自主運営へのサポートを行っていきます。
- 高齢者向けプログラム:優都苑での事業を継続しつつ、より効果的な成果をもたらす実践例や方法論を学び、さらにプログラムを改善していきます。また、この成果をさらに広げていくために他の施設でも試験的に活動をおこなっていきます。
- 一般鑑賞者向けプログラム:毎月のミテ・ハナソウ・カイの改善や広報の研究をおこないます。神田外語大学との連携では、出前授業だけでなく美術館訪問も実現し、さらにプログラムの改善を目指します。今後も対話型鑑賞を希望する団体向けのプログラムをその都度開発していきます。
- ミテ*ハナ研修:地域に生きるミテ*ハナさんが、常に新しいアイディアを出し、活動を生み出すことをサポートしていきます。また今後自立した活動を行っていくために中核館との関係づくりも模索していきたいと考えています。
- 年間報告書の作成:記録を残し、今後の活動や外への発信の準備をします。
- アーティスト講座:現代アーティストとミテ*ハナさんがいっしょに企画をつくっていくきっかけとなる講座を開催し、その後、一般向けの講座を実施します。
実施項目・実施体系
- 学校連携事業
- (1)小・中学校と連携した授業の充実
- ①コーディネーターの育成
- ②アンケートの実施
- (2)全国造形教育研究大会への参加
- (1)小・中学校と連携した授業の充実
- 高齢者向けプログラム
- (1)優都苑プログラムの継続・充実
- (2)その他の施設への展開
- (3)高齢者向けプログラム開発の研修
- 一般鑑賞者向けプログラム研究
- (1)ミテ・ハナソウ・カイの充実
- ①ミテ・ハナソウ・カイ チラシの作成
- ②ミテ・ハナソウ・カイスペシャルの実施
- ③アンケートの実施
- (2)希望する団体に対応するプログラムの開発・実施・充実
- ①神田外語大学留学生プログラムの継続・充実
- ②その他の希望団体向けプログラムの開発
- (1)ミテ・ハナソウ・カイの充実
- ミテ*ハナ研修の充実
- (1)企画作成研修
- (2)総合研修
- 1年間の実施報告書の制作
- (1)写真撮影・アンケートの分類保存管理
- (2)報告書の編集・作成
- アーティスト講座の開催