安曇野市ミュージアム活性化事業
- 実行委員会
- 安曇野市ミュージアム活性化事業実行委員会
- 中核館
- 安曇野市豊科近代美術館
事業目的
美術館相互の連携体制の構築を基に、美術館を中心とした文化施設の連携、美術館と小中学校の連携、美術館と大学の連携を行い、多層的な美術館を中心とした文化振興体制の構築をめざす。
市民に美術館に親しんでもらう機会を創出するため、これまで継続してきた「ギャラリートークリレー」を通し、来館者への語りかけと聞き取りを行う機会を作る。
少年期から美術に親しむとともに、小中学校の美術鑑賞授業の時間を補完するためアウトリーチ活動を行う。さらに、地元の大学と連携しアウトリーチ活動の深化を図る。
事業概要
- 安曇野の芸術文化を利活用するミュージアム連携活動
中核館である豊科近代美術館は、これまでのノウハウや、郷土の美術を収集展示してきた経験を、公立および私立の他分野(山岳写真、漆芸、荻原守衛の彫刻、絵本、山岳絵画など)の施設と共有することで、各館の学芸員のスキルを向上させる。さらに学芸員の資質向上と運営体制の強化のため、学芸員研修会とミュージアムサポーターを活用し事業の拡大を図る。
- (1)学芸員研修会
国内の先進的な取り組みを行う美術館学芸員等を講師に、近隣市町村学芸員等を対象に実施 - (2)ミュージアムサポーターの活用
- (1)学芸員研修会
- 美術館の事業や調査研究を手伝うボランティアを募り、各美術館の事業を支援。
- ギャラリートークリレー・市内の14ほどの美術館・博物館と連携し、各施設のギャラリートークの期間を決めて実施。感染症対策として、館に訪れずとも各館および作品等について知ってもらえるようギャラリートーク動画を製作し、複数館を繋げるよう期間中オンライン上に公開した。
- 出前ミュージアム
- (1)学校ミュージアム 市内小学校への展覧会のアウトリーチ
- 信州大学連携事業
- (1)博物館実習 実習生の受け入れを行う。
- (2)オンライントークリレー 大学の授業(博物館経営論)の一環として、学芸員の仕事や各館の現状についてトークを行う。
- スクールプログラム 小中学校向けの美術館活用プログラムの実施
実施項目・実施体系
- 安曇野の芸術文化を利活用するミュージアム連携活動
- (1)ミュージアムの資質向上と運営体制の強化
- ①学芸員研修会
- ②ミュージアムサポーターの活用
- ③実行委員会(全3回)
- ④専門部会(全6回)
- (2)安曇野の芸術資源を活用し普及する事業
- ①ギャラリートークリレー
- ②学校ミュージアム
- ③小中学校向けの美術館活用プログラムの実施
- ④作品鑑賞会
- (3)大学等と連携した地域文化を支える人材の育成
- ①博物館実習生の受け入れ
- ②オンライントークリレー
- (1)ミュージアムの資質向上と運営体制の強化