事業詳細

有田焼多言語化推進事業

実行委員会
有田焼多言語化推進事業実行委員会
中核館
佐賀県立九州陶磁文化館

事業目的

  • ○陶磁器の専門美術館である佐賀県立九州陶磁文化館の知見を活用して、地域と連携しながら統一された翻訳を作るモデルケースとなり、有田焼の魅力をより効果的に外国人観光客に発信できるような、質の高い多言語化の仕組みをつくる。
  • ○有田町の地域経済を支えている窯業と観光業との連携を深める。
  • ○日本を代表する伝統産業であり観光資源でもある有田焼を最大限に活用し、地域の文化力とホスピタリティを向上させる。

事業概要

本事業は次の事業によって構成される。

  • ○「有田焼」に関する記述の翻訳
  • ○翻訳を活用して、有田焼の作品名・説明文を記載した案内物の作成、設置
  • ・佐賀県立九州陶磁文化館が所蔵する網羅性の高い有田焼コレクションである「柴田夫妻コレクション」(国の登録有形文化財)全てについてのキャプションとコレクション展示室の説明文、タペストリを刷新し設置。また、テーマ性のある各展示コーナーの解説パネル(英訳付き)を作成することで、展示の充実を図る。
  • ・有田町の観光施設に配置している外国語版の「有田町観光ガイドブック」「有田町散策マップ」について、有田焼に関する記述部分を横断的にチェックし、標準化した語に修正し印刷、再配布する。
  • ・有田観光協会ウェブサイトに於いて、有田焼に関する記述を同様に標準化した語に修正して掲載する。

実施項目・実施体系

  • (1)学術的に正確かつ基準となる表現の翻訳の実施
    • ①柴田夫妻コレクションの作品名、解説の翻訳
    • ②有田町ガイドブックの有田焼に関する部分の翻訳
    • ③有田町散策マップの有田焼に関する部分の翻訳
    • ④有田観光協会ホームページの有田焼に関する部分の翻訳
    • ⑤翻訳検討会議の開催
    • ⑥海外の専門家によるメール等での英訳に関するアドバイス
    • ⑦平易な案内文作成に関する観光視点のヒアリング
    • ⑧ネイティブによる翻訳のチェック
  • (2)案内ツールの作成
    • ①柴田夫妻コレクションのキャプション・パネル・タペストリの作成
    • ②有田町ガイドブックの印刷
    • ③有田町散策マップの印刷
    • ④有田観光協会ホームページの作成
  • (3)案内ツールの設置
    • ①柴田夫妻コレクションのキャプション・パネル・タペストリの設置
    • ②有田町ガイドブックの配布と設置
    • ③有田町散策マップの配布と設置
  • (4)柴田夫妻コレクション展示替え
  • (5)事業効果の検証

事業実績(PDF)

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