新潟開港150年 新潟古町の記憶と魅力発信事業
- 実行委員会
- みなと新潟実行委員会
- 中核館
- 新潟市歴史博物館
事業目的
本事業の目的は江戸時代以降港町として栄え、そのにぎわいを見せた古町地区の街の記憶を呼び起こし、その魅力を内外に発信し、今後のまちづくりのひとつの布石とすることである。具体的には古町地区を考えるワークショップを実施するとともに、古町地区繁栄の原点であった、江戸時代の古町の賑わいの様子を復元する事業を市民とともに行う。
事業概要
古町の魅力や文化を掘り起こし発信する事業である。事業は大きく3つの部分で構成する。
1つは「小学生を対象とした古町カルタづくり」である。小学生の目線でカルタの素材となる古町の魅力を、ワークショップを通じて掘り起こし作品とする。
2つ目は「一般市民を対象とした“みんなの古町プロジェクト”」である。古町での出来事やそこでの経験など、参加者の記憶や調査などから掘り起こし、新潟市民にとってどのような魅力のあった街だったかを明らかにして発信する。
3つ目が「復活!古町芸妓の白山詣で 江戸時代の古町の賑わい再現」である。江戸時代、白山神社に参詣に向かう芸妓たちが着飾って古町を練り歩いた。これは街の風物詩であり、その様子を一目見ようと遠方からも多くの人が集まったという。歴史資料を基にその様子を再現する。
こうした一連の活動を通じて、古町地区の繁栄を今一度多くの市民が想起し市民自らが考える今後のまちづくりの一助となるようにしたい。これらのプログラムに関しては地域で活動している団体と連携し、地域の文化活動につなげるように実施する。
また、歴史資料から江戸時代にさかのぼる古町繁栄の証である出来事を市民とともに復元し、今後の観光振興の一端を担う行事となるよう寄与していきたい。
実施項目・実施体系
- さまざまな年代を対象にした地域の魅力掘り起こし活動
- (1)小学生を対象とした古町カルタづくり
- ①参加者募集告知
- ②ワークショップの実施
- ③成果の製品化
- ④イベント実施を通じた他者との成果共有
- (2)一般市民を対象とした“みんなの古町プロジェクト”
- ①参加者募集告知
- ②講演会の実施
- ③ワークショップの実施
- ④成果発表のパネル展示
- (1)小学生を対象とした古町カルタづくり
- 地域の伝統的な魅力発信活動
- (1)復活!古町芸妓の白山詣で 江戸時代の古町の賑わい再現
- ①復活!白山詣で 事業検討会議の開催
- ②関係各所との事前協議
- ③参加者募集告知
- ④講演会の実施
- ⑤勉強会の実施
- ⑥復元イベントの実施
- (1)復活!古町芸妓の白山詣で 江戸時代の古町の賑わい再現