事業詳細

安曇野市ミュージアム活性化事業

実行委員会
安曇野市ミュージアム活性化事業実行委員会
中核館
安曇野市豊科近代美術館

事業目的

各美術館学芸員の専門性を活かし「地域の美術史」を紡ぎ出すことを目標に、協力した地域の美術研究体制を築く。市民に美術館に親しんでもらう機会を創出するため、これまで継続してきた「ギャラリートークリレー」を通し、来館者への語りかけと聞き取りを行う機会を作る。少年期から美術に親しむとともに、小中学校の美術鑑賞授業の時間を補完するためアウトリーチ活動を行う。さらに、地元の大学と連携しアウトリーチ活動の深化を図る。

事業概要

  • 「安曇野の美術(仮称)」の編纂
    中核となる豊科近代美術館を中心に、地域の美術史を研究する体制を作るため、公立館学芸員を構成員とした会議を定期開催し、計画的に「安曇野の美術(仮称)」を研究するための体制を整える。学芸員の資質向上と運営体制の強化のため、学芸員研修会とミュージアムサポーターを活用し事業の拡大を図る。
    • (1)学芸員研修会
      国内の先進的な取り組みを行う美術館学芸員等を講師に、近隣市町村学芸員等を対象に実施
    • (2)ミュージアムサポーターの活用
      • 1. 美術館の事業や調査研究を手伝うボランティアを募り、各美術館の事業を支援。
      • 2. ギャラリートークリレー 市内の15ほどの美術館・博物館と連携し、各施設のギャラリートークを期間を決めて実施。利用者の周遊を促す。
      • 3. 出前ミュージアム
    • (1)学校ミュージアム 市内小中学校への展覧会のアウトリーチ
      • 4. 信州大学連携事業
    • (1)信州大学出前展覧会 信州大学へ収蔵作品を貸し出し、学生とともに展覧会を作る。
    • (2)協働による展覧会の実施 市内の公共施設での企画展示を学生らとともに実施する。
      • 5. スクールプログラム 小中学校向けの美術館活用プログラムの実施

実施項目・実施体系

  • 安曇野の芸術文化を利活用するミュージアム連携活動
    • (1)ミュージアムの資質向上と運営体制の強化
      • ①学芸員研修会
      • ②ミュージアムサポーターの活用
      • ③実行委員会
      • ④専門部会
    • (2)安曇野の芸術資源を活用し普及する事業
      • ①ギャラリートークリレー
      • ②学校ミュージアム
      • ③小中学校向けの美術館活用プログラムの実施
      • ④小中学生向けのワークショップの実施
    • (3)大学等と連携した地域文化を支える人材の育成
      • ①信州大学との協働による展覧会

事業実績(PDF)

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