斎宮を核とした平安文化活用発信事業
(斎宮歴史博物館開館30周年記念シンポジウム)
- 実行委員会
- 斎宮活性化実行委員会
- 中核館
- 斎宮歴史博物館
事業目的
- ①全国的にも貴重な史跡斎宮跡に住民や来訪者がより深く触れ合える機会を創出し、その価値を知ることで、今後の持続的な人材育成や、斎宮跡を活かした文化振興・地域振興への意欲を高める。
- ②実質的な初代斎王である大来皇女は673年に斎王となったが、その時代の斎宮の遺跡が現在発掘されつつある。そして本年は博物館開館30周年、国史跡斎宮跡指定40周年である。この記念年に、奈良・平安時代を通じての古代国家の形成期とされる時代の社会を、地域と女性の視線から考え直す。本館と島根県立古代出雲歴史博物館、奈良県立万葉文化館の連携により、シンポジウムを開き、伊勢・出雲という地域視点と大和の対比、斎王、女帝、地域の女性たちの役割を、男女協業、地域振興、家族と社会など、現代的課題に通じる問題と捉え、共に考え、多様な社会の実現に向けての指針になるようなシンポジウムを行う。
事業概要
伊勢・出雲・大和という三つの地方をベースに、女性・地域を共通テーマとして、歴史学・国文学・考古学などに関わる博物館職員と外部コメンテーターを加え、様々な活動主体にも呼びかけ、古代と照らして現代の問題を考え、参加者が身の回りの社会を見直す契機となるようなシンポジウムを行う。あわせて、家族を対象とした古代文化体験学習イベントを行う。
実施項目・実施体系
- 斎宮歴史博物館開館30周年記念シンポジウム
- (1) 「東雲の時代の女性たち」シンポジウム
- ①実行委員会の開催
- ②講師・連携館との調整
- ③広報活動
- ④シンポジウムの実施
- ⑤結果の公開
- (2) 家族で体験する古代のワザ
- ①学生スタッフの募集
- ②その他スタッフの募集
- ③シンポジウムと連動して開催
- (1) 「東雲の時代の女性たち」シンポジウム