多様な個性でつむぐ地域の学び創造事業―2―
- 実行委員会
- みえむプロジェクト実行委員会
- 中核館
- 三重県総合博物館
事業目的
本事業の目的は、三重県内の教育機関と連携し、地域博物館が果たすべき社会的役を探究することを目的に、三重という地域の多様性が有する価値を見つめ、その面白さを多様な人へ伝えるためのさらなる試行錯誤を行うことである。
そのために、地域の未来を担う子どもたちとともに、博物館の基幹機能である「調べる」「伝える」という活動を通じて、身近な地域の自然や歴史・文化について探究するアクティブラーニング活動を実施する。さらに、学校現場等へのアウトリーチプログラムとして実践し、キット化を試行することで、博物館の所蔵資料の価値を博物館内のみに留まらせず、博物館や資料に対する認識を全県的に深めてもらうことを目的とする。
事業概要
本年度は以下の事業を実施する。
- (1)三重県立盲学校と連携した「さわって学ぶ」アウトリーチプログラムの実践
- (2)伊勢参りをテーマとした常設展示と古文書をつなぐ学習プログラムの開発・実践
- (3)五感を活用した学習を可能にするアウトリーチキットの試作
実施項目・実施体系
- 事業全体の方針と成果
- (1)事業全体の方針と総括
- (2)事業報告リーフレットの作成
- ①北九州市いのちのたび博物館(やさしい日本語を用いた解説パネルの導入)
- ②豊橋市中央図書館(外国をルーツに持つ家族のコミュニティへのアウトリーチ)
- ③一般社団法人kuriya(外国人の若者に対する支援、人材育成事業)
- ④アーツ前橋(表現の森)
- 【事業1】三重県立盲学校と連携した「さわって学ぶ」アウトリーチプログラムの実践
- (1)事前打ち合わせ
- (2)アウトリーチプログラムの実践
- ①博物館での触察プログラムの実践
- ②盲学校での触察プログラムの実践
- (3)校内発表会
- ①校内発表会に向けた打ち合わせ
- ②校内発表会
- (4)盲学校での移動展示
- (5)博物館での発表会 ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止
- 【事業2】常設展示の復元模型と古文書をつなぐインタラクティブ学習プログラムの開発・実践
- (1)プログラムの開発に向けた資料整理作業
- (2)事前打ち合わせ
- (3)プログラムの開発・実践に向けた検討会
- (4)プログラムの実践
- (5)プログラムの評価
- 【事業3】五感を活用した学習を可能にするアウトリーチキットの試作
- (1)I先進事例の現地調査
- (2)キットの制作
- ①キットの設計
- ②キットの完成
- (3)キットの評価