事業詳細

「ヤマト・天理の歴史文化をめぐる」プロジェクト

実行委員会
「ヤマト・天理の歴史文化をめぐる」実行委員会
中核館
天理大学附属天理参考館

事業目的

本事業では、中核館の持つ豊かで質の高い教育資源を公的空間や学校教育現場などの博物館外において活用するアウトリーチ事業を促進させ、地域と共働しながら博物館を基点とする様々な取り組みを実施し、地域の持つ文化的力量を醸成していくことを目的とします。また、広く世界や歴史の中に奈良・ヤマト地域を位置づけることで、文化多様性の理解やその持続可能性を強く意識し、社会教育機関としての博物館の特性を活かしながら、地域社会への貢献や学校教育にも資する形での事業を展開していきます。

事業概要

本事業は、ヤマト・天理地域に訪れる歴史・文化・地域に関心を寄せる広範な世代を対象に、多くの人々が利用する天理駅前広場コフフンでの公的空間におけるアウトリーチ事業「駅前出前博物館-ミニトーク&ワークショップ-」全5 回、中核館及び周辺地域の文化遺産・遺跡を起点とする観光振興を意識した歴史ウォーク「大和の中のヤマト―三角縁神獣鏡出土地―」全3 回、学校教育現場への「出前授業」や中核館における「授業支援」、そして中核館において開催される本事業を内容的に支える連続講座「ヤマトの歴史絵巻」全6 回を実施。また、アウトリーチ活動における博物館資料の利活用を目的とした「クローン文化財」の作成、子どもを対象とした「教本」の作成、「外国語版リーフレット」の作成、地域の歴史文化遺産を紹介する「日本語版・英語版地図パネル」の作成により、博物館内外における補助的鑑賞・学習教材の充実にも努めます。

実施項目・実施体系

  • (1)地域文化の発信の核となる博物館
    • 地域に存する文化財を活用した地域共働の創造活動や地域の魅力の発掘・発信
  • (2)あらゆる者が参加できるプログラム及び学校教育や地域の文化施設等との連携によるアウトリーチ活動
    • 小・中・高等学校と連携した地域文化の担い手の育成
    • 社会人ほか多様な対象者のための学習講座の実施
  • (3)新たな機能を創造する博物館
    • 観光・まちづくり・国際交流・福祉・教育・産業等他分野との連携・融合による活動

事業実績(PDF)

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