長崎県美術館と釜山市立美術館を核とした日韓文化交流事業

- 実行委員会
- 日韓文化交流事業実行委員会
- 中核館
- 長崎県美術館
事業目的
- 長崎県美術館と韓国の釜山市立美術館における諸活動を介し、両地域間の文化交流を促進し、日韓の相互理解及び友好関係の更なる深化を図ること。
- 本事業を長崎県の施策(韓国戦略)の一つに位置付けつつ韓国における長崎県、長崎県美術館のプレゼンスを向上させ、両地域間の交流人口の増大に寄与すること。
- 本事業を通し、国際的視野を備えた人材の育成に寄与すること。
事業概要
本事業では、当初「ワークショップ活動」「遠隔授業」「相互研究サポート」の3つの活動を実施する予定であった。しかし「遠隔授業」については、主な原因として、実施予定であった時期に韓国と日本との関係性の悪化による韓国へのマイナスイメージが働き、長崎において参加を希望する対象校がなかったため中止となった。また「相互研究サポート」については、釜山市立美術館側担当学芸員の突然の退職や同館館長の交代といった、韓国側の受け入れ態勢が整わなかったことと、先に述べた日韓関係の悪化に伴い、フィールドワークによる活動が困難という2つの理由でやむなく中止となった。
- ワークショップ活動
本活動では、両館各々が推薦する地域ゆかりのアーティストを講師として派遣し合い実施する交換ワークショップとして、異なる文化環境をバックグラウンドとして持つ講師の指導のもとに参加者が活動した。参加者に文化の多様性、異文化間のコミュニケーションの楽しさ、重要性を実感する機会を提供することを目的に実施した。
- (1).釜山会場ワークショップ(長崎県美術館推薦作家による)
日時:令和元年11月30日(土)13:30-15:00、12月1日(日)10:30-12:00
場所:釜山市立美術館地下1階こども実技室
参加者:釜山広域市内小学生 計25人
講師:波多野慎二(美術家、活水中学・高等学校教員、RINGART実行委員会実行委員) - (2).長崎会場ワークショップ(釜山市立美術館推薦作家による)
日時:令和2年2月8日(土)10:00-12:00、13:30-15:00
場所:長崎県美術館アトリエ
参加者:長崎県下中学生25人
講師:李 東根(イ・ドングン/이 동근)(釜山市在住、写真家)
コーディネーター:キム・ジホ、ジョン・イユン(釜山市立美術館職員)
実施項目・実施体系
- ワークショップ活動
- (1)釜山会場ワークショップ(講師:長崎県美術館推薦作家)
- (2)長崎会場ワークショップ(講師:釜山市立美術館推薦作家)