鹿児島県地域ミュージアム情報発信事業
- 実行委員会
- 鹿児島県ミュージアム国際化実行委員会
- 中核館
- 鹿児島県歴史資料センター黎明館
事業目的
本事業の目的は、鹿児島県内の各地域に所在する,県博協加盟施設(平成31年3月末現在、74施設。約30%が鹿児島市内に
ある。)について、それぞれの基本情報を簡潔に整理して、外国語表記により、広く紹介することを目的とする。
世界文化遺産登録も、一過性のものとしないためには、継続した情報発信が必要である。また、最近では、平成30年を中心に、鹿児島県内外で明治維新150周年を記念する様々な事業が実施された。本事業により、鹿児島のどこにいけば、その地域の歴史や文化に関わる情報が得られるのか、という課題に一定の対応ができる。
県内各地域の歴史や文化に関わる情報を、外国人観光客へいかに伝えるかが重要である。ただ個々の施設では対応が難しいため、県博協加盟施設の全体をまとめた情報提供を行う必要がある。このことにより、外国人観光客に対して簡潔に情報を提供し、県内各地域への関心を高め,鹿児島県の歴史と文化について関心を深めていただく。
事業概要
本事業は次の事業によって構成される。
「地域文化の振興と国際発信」のうち,「多言語化による国際発信」に取り組む。 まず,平成28年~30年に作成した『かごしまミュージアムガイド』英語版、中国語/繁体字版、韓国語版に関して、利用状況や利用者の反応、県内の各地のネイティブの意見などアンケートを実施する。アンケートの調査に関しては、各地域の加盟施設が地域ごとに調査実施し、集計する。集計結果を踏まえ、効果検証し、今後の改善を行う。
また、鹿児島県内の各地域(鹿児島地域、南薩地域、北薩地域、姶良・伊佐地域、大隅地域、熊毛地域、大島地域の7地域)に所在する、県博協加盟施設について、それぞれの基本情報である、施設の特色、開館時間・休館日・観覧(入館)料、アクセス、連絡先・URL等を簡潔に整理して、外国語(中国語/簡体字)表記により、広く紹介するため、『ミュージアムガイド』の外国語(中国語/簡体字)版を作成し発行する。県博協加盟施設や県内各機関や空港・駅などの公共施設等に配布し、相互の施設利用を促す。
そのほか、『ミュージアムガイド』の外国語(中国語/簡体字)版を、県博協のホームページに載せ,広く情報を国内外に発信する。
実施項目・実施体系
- (1)地域文化の発信の核となる美術館・歴史博物館
- 美術館・歴史博物館の情報発信、相互連携