南風原のわらべ歌を響かせて
- 実行委員会
- 南風原文化活用実行委員会
- 中核館
- 南風原町立南風原文化センター
事業目的
かつての高齢者たちが、子どもの頃から耳にし、当たり前のように歌い継がれてきた歌を現代の子どもたちはじめ、多くの人たちに大切な文化として「わらべ歌」が継承され日常的に口ずさめるようになることをめざしたい。それは、歌や言葉の意味、ひいては、伝統文化を理解することにつながる。またわが子をあやそうと歌を歌いたいが口ずさめるふさわしい歌が思い当たらず、小中学校の校歌くらいしかなかったという人がいた。いつでも心に歌を、日常に共通して歌える仲間たちを持つ意味でもできるだけ子どもの頃からなじませる地域の伝統である「わらべ歌」の継承に取り組みたい。
事業概要
町内4つの幼稚園(北丘幼稚園・南風原幼稚園・翔南幼稚園・津嘉山幼稚園)で、各園年4回程度の「わらべ歌」の時間を確保し、音楽家・声楽家に指導をしてもらい、南風原町のわらべ歌・昔歌の普及に努める。また合同発表会を開催し、その成果を町民に披露する。さらに町内保育園、児童館の活動としても普及させられるよう、わらべ歌や昔歌の歌集、楽譜入り普及版テキストを作成し発刊、普及に努める。
<中核館としての南風原文化センターの役割>
- 幼稚園・指導者との日程や内容の調整
- わらべ歌・昔歌の音源や資料等の提供
- 人的情報の提供と交流の場の提供
実施項目・実施体系
- 南風原町内4幼稚園で、年間各園4回合計16回の「わらべ歌・昔歌」ワークショップの開催
- 各幼稚園の担当、音楽指導者の調整会議の開催
- 幼稚園の先生方のわらべ歌勉強会の開催
- 取り組んだわらべうたワークショップの課題曲をまとめた『わらべ歌楽譜集』の発刊・配布