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1 国語問題の要領
<<国語白書作成部会>>
〔部会長〕
土岐善麿
〔部会員〕
有光次郎 安藤正次 河竹繁俊 倉石武四郎 佐野利器 時枝誠記 中島健蔵 服部四郎 原 富男 舟橋聖一
〔部会開催〕
第1回(昭和25.4.17)〜第3回(昭和25.6.5)
〔提出資料〕
白1 第1回国語問題白書の部会要録【国語課】
白2 国語問題審議要領(第1草案)【中島委員】
白3 アメリカ教育使節団報告書(抄)
白4 小学校6年最終時の漢字書字力調査【カナモジカイ】
白5 国民の読み書き能力調査(抄)
【国立教育研究所読み書き能力調査会】
白6 第2回国語問題白書の部会要録【国語課】
白7 第3回国語問題白書の部会要録【国語課】
白8 国語問題審議要領(第3草案)
白9 第4回国語問題白書の部会要録【国語課】
白10 国語問題審議要領(第5草案)
白11 国語問題審議要領(第6草案)
この部会は,国語審議会の性格と方針を明確にするとともに,国語の現状と国語における問題となるべき点がどこにあるかを客観的に見わたす目的で設けられた。まず,中島委員起草の第1草案を検討し,具体的な意見をとりまとめて,さらに第2草案を作り,時枝・中島・原・倉石(後に参加)の4委員が中心となって審議を重ねた。
その間,第4回(昭和25.3.27)・第5回(昭和25.4.17)・第6回(昭和25.5.6)の総会に中間報告を行い,部外の委員の意見をも取り入れ,このようにして,数次にわたる改訂の結果,その成案として「国語問題要領」が第7回総会(昭和25.6.12)に提出され,全員一致で可決,同日文部大臣に報告された。
次にその目次をしるす。
- 国語審議会の性格と任務
- 国語の現状の分析
(1) 国語を用いるもの
(2) 国語の教育
(3) 用 語
(4) 発 音
(5) 語法および文体
(6) 表 記 法 - 国語問題の歴史的展望
(1) 国字改良の意見とその実行
(2) 国語政策の実施
(3) 口語文とはなしことば - 国語に関する諸機関
- 国語問題審議の基準