HOME > 国語施策・日本語教育 > 国語施策情報 > 第1期国語審議会 > 4 話しことばの問題
4 話しことばの問題
<<話しことばの部会>>
〔部会長〕
颯田琴次
〔部会員〕
池田義信 石黒修治 緒方富雄 河竹繁俊 佐々木孝丸 田口三郎 内藤 侃 舟橋聖一
〔部会開催〕
第1回(昭和25.6.14)〜第20回(昭和27.2.18)
〔提出資料〕
話1 用いたくない語の用例【国語課】
話2 話しことば基本文型調査要項【国語課】
話3 話しことば基本文型【国語課】
話4 話しことば基本文型調査事項【国語課】
話5 話しことば整理の基本資料【国語課】
話6 話しことばおよび音楽演奏のじょうずへたを「レベル統計機」により音声電流回路で測定した結果【田口委員】
話7 「です」「でした」「でしょう」の用法1【国語課】
話8 今までの審議について【国語課】
話9 「です」「でした」「でしょう」の用法2【国語課】
話10 話しことばに対する報告書【颯田部会長】
部会では,まず話しことばの本質や範囲があいまいで,人によってみるところが異なるので,これを確定する必要を認め,暫定的に「話しことばは,だれが,だれに,いつ,どこで,話しても書いても,おかしくないことば」と定義し,これに基いて洗練された純正なことばを発展させるには,どんな対策を講じなければならないか,それには比較的大きな組織をもち,一般大衆と接触する面が多く,また大衆に及ぼす影響の著しい方面を問題にするのが適当であるとして,(1)映画・演劇・ラジオ・演芸 (2)講演 (3)学校 の各分野における話しことばを検討した。その結果,次のようなことを第13回総会(昭和27.3.10)で報告した。