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7 ローマ字教育の問題
<<ローマ字教育部会>>
〔部会長〕
石黒修治
〔部会員〕
安藤正次 牛山栄治 大塚明郎 佐野利器 千葉 勉 照井猪一郎 時枝誠記 長沼直兄 松浦四郎 武藤辰男 山崎好次郎
〔部会開催〕
部会第1回(昭和25.11.20)〜第16回(昭和27.3.17)
起草委員会第1回(昭和26.10.29)〜第2回(昭和26.12.24)
〔提出資料〕
- ローマ字教育部会議案(ローマ字教育の必要と方針)【松浦委員】
- 第1 ローマ字教育の必要と方針【時枝委員】
- ローマ字教育の必要と方針【大塚委員】
- ローマ字教育の必要と方針【山崎委員】
- ローマ字教育の必要と方針【武藤委員】
- ローマ字教育の必要な理由【松浦委員】
- ローマ字教育の必要と方針(改訂案)【照井委員】
(1〜7「改訂ローマ字教育の指針」をもととして,ローマ字教育の必要と方針について各委員から提出された改訂案) - 第2次訪日アメリカ教育使節団報告(ぬきがき)
- LANGUAGE REFORM(同上英文ぬきがき)
- ローマ字教育の必要(部会としてまめた意見)
- アメリカ教育使節団報告書のうち3カ条の勧告【時枝委員】
- ローマ字教育に関する意見【松浦委員】
- ローマ字教育に関する資料について【山崎委員】
- 国語の改革(文部時報昭和26年1月号所載)【武藤委員】
- 第2次訪日アメリカ教育使節団報告書,国語改革に関する勧告の扱い方とこれに対する具体的政策【大塚委員】
(11〜15は第2次訪日アメリカ教育使節団報告書の中の3カ条の勧告に対する各委員の意見・具体策) - 国民学校におけローマ字教育実施要項(昭和22.2.28次官通達)
- 小学校における教育課程のなかで,「ローマ字教育をどう取り扱ったらよいか」に対する回答【各委員】
- 小学校の教育課程において国語科のなかにローマ字を含めた場合の「時間配当」その他について【各委員】
- ローマ字教育部会における審議の結果と経過の報告(第1次案)【起草委員会】
- ローマ字教育部会における審議の結果と経過報告(第2次案)
- 国語教育におけるローマ字の取扱について(文部大臣への建議案)
- 国語教育におけるローマ字の取扱について(第1次案)
- 国語教育におけるローマ字の取扱について(案)(第2次案)
- 国語教育におけるローマ字の取扱について(第13回総会提出案)
- 国語教育におけるローマ字の取扱について(第14回総会提出案)
第8回総会において,第2次訪日アメリカ教育使節団の報告内容を審議事項として取り上げることになり,同報告書の「国語の改革」の章の最後にしるされた4項目の勧告のうち,第1項〜第3項の勧告(注 参照)に対し,国語審議会としてとるべき対策を審議するために,ローマ字教育部会が設けられた。
(注)
- 一つのローマ字が最もたやすく一般に用いられる手段を研究すること。
- 小学校の正規の教育課程のなかにローマ字教育を加えること。
- 大学程度において,ローマ字研究を行い,それによって教師がローマ字に関する問題と方法とを教師養成の課程の一部として研究する機会を与えること。