国語施策・日本語教育

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辻田局長あいさつ

 一言ごあいさつ申し上げます。
 主管の調査普及局長の辻田であります。このたび国語審議会令の公布を機会に,国語審議会が,従来の組織・運営を民主的にし,その機能をじゅうぶんに発揮するために,自発的に改組されまして,本日ここに初の総会が開かれましたことに対してお喜び申し上げます。
 改組の経過についてごく簡単に申し上げますと,委員の互選によって10名の改組委員が選ばれ,これに会長・副会長と衆参両院の代表2名とを加えて改組小委員会を開き,各分野への新委員割当数と推薦母体とを決定しました。それに従って推薦母体の各団体に委員候補者の推薦をお願いしましたところ,22の団体から122名の推薦がありました。これに基いて,小委員会では,文部大臣に推薦すべき委員候補者48名を選定しました。そのうち,辞退したかたが4名ありましたが,その補充については,小委員会の申合せによって,委員長とわたくしどもとの相談の結果,この際は補充しないことに決めました。なお,このほかに,国会関係を2名予定しておりますが,目下交渉中であります。けっきょくのところ44名を文部大臣に推薦したしだいであります。以上が,だいたいの経過であります。
 わたくしどもも,この機会に,気分を新たにし,いっそうの努力をもって事務的・技術的な御援助をいたしたいと存じますから,なにとぞよろしくお願いいたします。
 はなはだ簡単ではありましたが,これをもちまして,わたくしのあいさつを終えたいと存じます。

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