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議事 庶務報告/国語問題審議要領草案の中間報告

庶務報告(原国語課長)

 郡委員が退官された。郡氏は官職で委員になっておられるので,後任は総理庁と打ち合わせて発令する。




国語問題審議要領草案の中間報告

土岐会長

 本日は(1)国語問題審議要領の草案の進みぐあいについて中間報告,(2)御通知に重要案件と書いたことについておはかりする。この第2のものは3月中に御了解を得ておかなければならないことなので,本日総会を開いたしだいである。
 重要案件とは,文部省設置法の改正に伴い,ローマ字調査審議会が廃止になり,その仕事が国語審議会に引き継がれることになったので,そのことにつき文部当局から説明を聞き,おはかりするのである。
 第1の国語問題審議要領草案については便宜上国語白書の部会と仮称し,有光・安藤・河竹・佐野・時枝・中島・服部・原・舟橋・土岐の10人の委員が決まり,2月13日に第1回の部会を開いた。そのとき,第1草案を作ることになり,中島委員が引き受けてくれた。それが2月の終わりにまとまり,それを議題にして,3月6日に部会の第2回を開き,具体的となった意見をまとめて,第2草案を作ることになった。委員のうち,時枝・原・中島の3氏が小委員の形で,その第2草案を見てくださっている。たぶん今月中にこの作業は終ると思うから,4月17日に第5回総会を開いて審議されることとなろう。
 第2草案の要点は「総23」のプリントによって抽象的ながら御了承願えると思う。(プリントを読んで説明)
 次に重要案件について局長の説明を聞いていただく。

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