土岐会長

　本日は，(1)国語問題審議要領の草案の審議　(2)ローマ字調査分科審議会についての審議　(3)四つの部会を開く扱い方をどうするかについておはかりしたい。
　国語問題審議要領については，前回の総会（3月27日）に中間報告を申し上げたが，1月30日の第3回総会で10人の委員が決まり，2月13日の第１回部会で第１草案を作ることになり，中島委員が引き受けてくれた。３月６日の第２回部会でその草案を検討し，具体的となった意見をまとめて第２草案を作った。委員のうち，時枝・原・中島の３氏が小委員の形で順々に見て，3月13日の第３回部会で検討した。たまたまローマ字調査審議会の廃止と合併のことが加わり，3月27日の総会で中間報告をした。さらに４月７日の第４回部会で第３草案を検討し，それをまとめたものが「総25」のプリントである。あらかじめ目を通していただくため３〜４日前にお手もとに届けた。訂正の箇所が生じたから，お手もとにさしあげた訂正文を参照の上，御覧いただきたい。（プリントの全文を読む）
　これを議題にして，まず全体の組立・表現について，次に部分的なことについて意見を承りたい。