HOME > 国語施策・日本語教育 > 国語施策情報 > 第1期国語審議会 > 公用文の左横書きについて(建議)
公用文の左横書きについて(建議)
鏡(おもてに添える文書)
昭和26年10月30日
内閣総理大臣 吉田 茂殿
国語審議会会長 土岐善麿
公用文の左横書きについて(建議)
公用文の書き方については,昭和24年4月5日,内閣閣甲104号で「一定の猶予期間を定め,なるべく広い範囲にわたって左横書きとする。」と通達されています。しかし,その実施状況は,別冊「公用文の横書きについて」で述べてあるように必ずしも満足できる結果とはなっていません。ついては,できるだけ早く公文書の横書きの実施期を具体的に決定して,官庁事務の能率化をはかる処置をとられるよう要望いたします。
(別冊「公用文の横書きについて」省略)