国語施策・日本語教育

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3 話しことばの問題

<<話しことば部会>>

〔部会長〕

颯田琴次

〔部会委員〕

池田弥三郎  石井庄司  緒方富雄  佐久間鼎  内村直也  西本三十二  西脇順三郎  波多野完治  山岸徳平

〔専門調査員〕

大石初太郎  上甲幹一  森岡健二

〔部会開催〕

第1回(昭和32.2.14)〜第19回(昭和33.10.27)

〔提出資料〕

話1 助数詞一覧(1) 【国語課】
話2 助数詞一覧(2) 【国語課】
話3 小学校における敬称調査 池田委員
話4 まぎらわしい活用の動詞の表(1) 【国語課】
話5 まぎらわしい活用の動詞の表(2)  【国語課】
話6 外国人学生の感ずる日本語のむずかしさ 西本委員 【国語課】
話7 方言調査:音韻について 上甲専門調査員
話8 方言調査:語法について 大石専門調査員
話9 方言調査:語いについて 森岡専門調査員
話10 あらたまってものを言う場合にも出る方言の調査
 (1)音韻関係
 (2)語法関係
 (3)語い関係 【国語課】


 話しことば部会では,はじめ話しことばをスピーディなものにする問題について,日本語自体の問題,話すものの態度の問題,技術と訓練との問題等について審議し,また話しことばにおける文語的表現の整理の問題について審議を行ない,これらに関連して人称・敬称のあらわし方,助数詞の整理の問題についても検討を加えた。
 さらに,「外国人学生の感ずる日本語のむずかしさ」について調査し,発音・語い・文法・文体等にわたって問題点について審議を行なった。
 これらの審議を通して,話しことばの基本的な形・語法というようなもの,いわば基本話型というべきものについての問題が検討された。
 しかし,現在の段階においてただちに基準的なものを作ることは困難なことであり,現段階においては,まず話しことばについての現状を分析整理して,標準化の可能性をもじゅうぶん考えたうえ,その可能なものから改善を図っていくことが,必要であるというので,その第1着手として方言のいわゆる標準化に関する問題を取り上ることになり,これに関するアンケートを全国的に求めた。
 アンケートの様式は次のとおりである。

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