第52回 − 第53回 − 第54回 − 懇談会 − 第55回 − 第56回 − 第57回

〔出席者〕

池田副会長，相良第1部会長，古賀第2部会長，愛川，有光，石井，石田，市原，宇野，遠藤，片桐，金沢，金田一，高木，千種，寺西，藤堂，中田，西尾，西原，丹羽(保次郎)，平林，松下，横田　各委員
天城調査局長，内山国語課長　ほか関係官
岩淵国立国語研究所長

〔開催日〕

昭和39年9月25日

　第55回総会は,昭和39年9月25日国立教育会館で開く予定であったが,当日台風の来襲に伴って生じた交通機関のまひのため,出席者が定足数に満たなかったので,懇談会に切り換え,さしつかえのない事項について語し合ってはどうかという提案があり,出席委員全員の了承を得た。
　まず,内山国語課長から委員の異動に関する庶務報告を行なった。その一つは,6月に岩下委員が退任,石田委員が新任され,第1部会に所属されたこと,一つは7月,阿部会長が急になくなられた2点である。続いて阿部会長のごめいふくを祈って,全員が起立黙とうした。
　ついで,相良第1部会長,古賀第2部会長がそれぞれの部会の審議経過の報告をした。第1部会長の報告については質疑はなく,第2部会の今後の審議に関して宇野委員から審議事項と審議の態度・方針についての希望の提案があったが,その態度・方針についての希望の趣旨は,既に部会として考慮した点でもあり,おおむね,その希望に沿って審議が行なわれるであろうとの部会長の補足説明があって,審議報告を終えた。
　次に,中田,西尾,宇野,市原委員などから所感,提案,説明などがあった。会長互選などの議題を審議するための総会は,今後,なるべく早い機会に聞くこととし,3時30分閉会した。