国語施策・日本語教育

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次第 文部大臣あいさつ

森戸会長

 第57回国語審議会総会を開会する。これは,同時に第7期最後の総会でもあるので,よろしくご審議願いたい。まず,文部大臣のあいさつがある。

〔文部大臣あいさつ〕

 国語審議会第57回総会の開会にあたり,一言ごあいさつを申しあげます。
 はじめに,皆様がたにはご就任以来,国語改善の当面する重要問題につきまして非常に長期にわたってご苦労をおかけし,かつ,終始熱心にご審議くださいましたことに対し,厚くお礼を申しあげます。
 国語はいずれの国にとりましても教育,文化の基本であることはもとより,国民の思想,日常生活等に最も深いつながりのある,まことに重要な問題であります。各国ともその発展推移のうちには,さまざまな経過が見受けられますように,わが国でもシナ大陸からの漢文渡来にはじまって今日にいたるまで,いろいろないきさつを経てまいりました。その間,多くの人々によって,常に文字やことばの研究,改善がはかられ,そして国語教育が推し進められてまいりましたが,これはいつの時代においても怠ることのできないたいせつなことであると考えております。そういう意味におきましてこれまでの皆様がたの格段のご苦労に対し,心から感謝いたしますとともに,どうか今後もいっそうのご尽力をお願い申しあげるしだいであります。

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