国語施策・日本語教育

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次第 庶務報告/前回の議事要旨について

前田会長

 第69回国語審議会総会を開く。議事に先だって,さる5月21日に死去された諸井貫一委員の霊に弔意を表したい。諸井委員は第6期,第7期,第8期の3期にわたって国語審議会委員をつとめられた。黙とうをささげたい。(全員起立,黙とう。)
 引き続き庶務報告をお願いする。
(金田国語課長,本日の配布資料について説明。)
 次いで協議に移る。まず,小委員会の審議経過報告からお願いしたい。

西島委員長

 わたしは今回,はからずも国語施策の改善に関する小委員会の委員長に選ばれたが,さいわいに,委員各位の熱心なご協議によって,本日の総会にいちおうのまとめを報告することができるようになった。しかし,わずか1か月余りの短い期間に,国語施策の根本にふれる問題について審議したのであるから,当然のことながら,必ずしもじゅうぶんな審議を尽くし得たものとはいいきれない。だから,報告内容については,5回にわたる小委員会の話し合いの中での,おおまかな方向なり骨組みなりを文字にしたものにすぎない。われわれとしては,けっして,これがじゅうぶんなものであるとは思っていない。しかし,どうしても第8期の任期中にまとめてほしいという総会での意見でもあったので,ここに未熟ながらその結果をご報告申しあげるしだいである。


前田会長

 ただいまの小委員会の審議経過報告については,のちほど質問なり意見なりを承ることにして,引き続いて,漢字部会の審議経過報告をお願いする。

岩淵漢字部会長

 これまでに何回か開かれた総会のつど,中間的に報告しているが,今回は全体をとおして説明しているので,内容の重複している点も多少あると思うが,ご了承願いたい。
 任期中にまとまった表の形で報告したいと考え,27回の会議のほかにも何回か非公式に集まって検討したが,結果的にはまに合わず,この程度の報告にとどまることになり,まことに残念である。補足資料2枚をつけたが,これを補いながら説明する。


細川委員

 非常に長々とした報告であったが,本日は,各部会の審議経過報告を聞いただけで終わるのか。それとも,その報告を審議して総会としての意思表示を決するところまでいくのか。もし,報告だけで終わるのであればわたしは帰らせていただく。

前田会長

 最初に三つの部会の報告を伺って,そのあとで総会にはかり,そのうち総会として決定できるものは決定していきたい。

前田会長

 次いでかな部会の報告を承りたい。

久松かな部会長

 漢字部会長から,非常に詳しい説明があったので,時間の関係上,かな部会の報告は簡単にしたい。


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