国語施策・日本語教育

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一般問題小委員会

〔委員長〕

西島芳二

〔委員〕

阿部吉雄  岩淵悦太郎  大野 晋  熊沢 龍  倉沢栄吉  佐々木八郎  日高第四郎  村上俊亮   大和勇三  吉国一郎(昭和45.10.14 から)  李家 孝

〔会議開催〕

第1回(昭和45.11.21)〜第13回(昭和47.3.18)および説明会(昭和47.2.17)

〔資料〕

〔概況〕

 一般問題小委員会は,第75回総会(昭和45.7.31)で設置が決まり,漢字・かな両部会に共通の問題や両部会の谷間にある諸問題について審議することを任務とした。同総会で,所属委員を指名し,委員長に西島委員を選出した。

<第1回〜第3回>

 まず,「国語施策の実施の方法・形式」の問題を取り上げ,「国語施策を実施する方法としては,やはり訓令・告示がよい。ただし,告示は国民を拘束するものではないということを周知させるようにする必要がある。」という結論になった。
 さらに,自由討議の中で,国語の教育の振興について,の建議をしたいという意見が出,総会にはかるための案を検討した。
 この審議経過を,第77回総会に委員長から報告した。

<第4回〜第12回>

 国語の教育の振興について審議した。できた案に対する小委員会所属委員の意見を文書で求め(昭和46.7.5),提出された意見を参考にして「国語の教育の振興について(建議)」(草案)を作成,これについての国語審議会全委員の意見を文書で求めた。(昭和46.10.28)。各委員の意見について検討し,原案を修正した。
 以上の審議経過を,第78回総会に委員長から報告した。

<説明会〜第13回>

 国語審議会全委員に対する説明会を開き,委員長が,「国語の教育の振興について(建議)(案)」を説明した後,質疑応答および意見の交換をした。これらの意見を参考にして,小委員会でさらに案を練り直し,総会に提出するための最終案を承認した。
 以上について,全員協議会(昭和47.5.18)で報告した後,「国語の教育の振興について」を第80回総会に提出し,総会はこれを文部大臣に建議した。

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