国語施策・日本語教育

HOME > 国語施策・日本語教育 > 国語施策情報 > 第19期国語審議会 > 概要

第19期国語審議会概要

 第19期国語審議会は,現代の国語をめぐる諸問題を見渡して,今後適切な対応が望まれる問題にはどのようなものがあるかについて審議し提言することを課題とし,総会,問題点整理委員会など合計27回の会議を開いて検討を行った。

 この間,平成4年6月18日の第5回総会で「現代の国語をめぐる諸問題について(審議経過報告)」を公表し,同年10月以降,この審議経過報告に対する各方面の反響を確かめながら更に審議を行い,平成5年6月8日の第8回総会において「現代の国語をめぐる諸問題について(報告)」を取りまとめ,国語審議会会長から文部大臣に報告した。

 この報告が,「今後対応していく必要があるとして,また,将来的な検討課題として比較的議論が集中した問題」としてまとめた項目は,以下のとおりである。


  1. 言葉遣いに関すること〔(1)適切な言葉遣い (2)放送等の媒体の言葉遣い (3)敬語 (4)方言〕
  2. 情報化への対応に関すること〔(1)情報機器の発達とこれからの国語能力の在り方 (2)ワープロ等における漢字や辞書(ワープロソフト)の問題〕
  3. 国際社会への対応に関すること〔(1)国際社会における日本語の在り方 (2)日本語教育の推進 (3)官公庁等の新奇な片仮名語の使用〕
  4. 国語の教育・研究に関すること〔(1)国語教育の重要性 (2)思考力・表現力の涵(かん)養と音声言語の重視 (3)国語研究の振興 (4)国語の大辞典の編集〕
  5. 表記に関すること〔(1)目安・よりどころの趣旨と個人の表記 (2)交ぜ書き (3)その他〕

トップページへ

ページトップへ