坂本会長

　ただいまから第9回国語審議会総会を開会する。
　本日は,国会が開会中のため,島村文部大臣が御出席になれないので,佐藤文部政務次官に御出席をお願いしている。
　最初に,佐藤政務次官を御紹介申し上げたいと思う。

佐藤文部政務次官

　ただいま御紹介をいただきました文部政務次官の佐藤泰介でございます。今,会長の方からお話がありましたように,大臣が出席できませんので,代わって出席をさせていただきます。
　大臣は国語審議会に対して非常に強い関心をお持ちでございまして,これだけは皆さん方に伝えたいというメッセージを託されてまいりましたので,冒頭,それを読ませていただきます。

　以上,大臣からのメッセージを読ませていただきました。
　ありがとうございました。

坂本会長

　続いて,事務局から庶務報告をお願いする。

大島国語課長

　庶務報告を申し上げる。
　前回の総会以降,10月17日に第1委員会と第2委員会の合同委員会が開催された。そこでの御協議も踏まえて,「新しい時代に応じた国語施策について(審議経過報告)(案)」を資料としてお配りしてある。本日,御協議の上,御報告をいただくことを予定している。この審議経過報告案については,11月6日に文部記者会に御説明をしているところである。
　なお,本日,御報告をいただく際に報道のカメラ等が入ることと思うが,御了解をいただきたいと思う。
　次に,資料2であるが,現在,政府全体として審議会の透明化などについて見直しを進めているところである。お配りしたものは閣議決定された内容である。特に関連するのは,資料2の4の審議会の公開に関する部分である。今期の総会は本日が最後なので,本日の審議内容についてのみ,後ほど扱いをお決めいただければと考えている。
　次に,前回の総会の議事要録については,10月30日付けでお送りしたところである。
　最後に,総会終了後,隣の桃李(り)の間においてレセプションを予定しているので,よろしくお願い申し上げる。

坂本会長

　では,前回の議事要録の確認をお願いしたいと思う。
　ただいま御説明があったように,議事要録は既にお送りしてあるので,お読みいただいたと思う。もちろんお手元のとじ込みの中にも入っているので,御自身の発言について修正の箇所があれば,どうぞおっしゃっていただきたい。いかがか。細かいことであれば,後ほど事務局の方へ御連絡いただいても結構である。
　そういうことを前提として,前回の議事要録は御承認いただいたことにさせていただきたいと思う。よろしくお願いする。