国語施策・日本語教育

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字体小委員会

<第1回>  (平成9年8月1日)

 前半は,野村雅昭氏(JIS83規格の改正の考え方や背景,経緯等について)及び林大氏(当用漢字字体表や常用漢字表における字体の考え方について等)によるヒアリングの後,質疑応答を行った。後半は事務局から,「第2委員会における論議の概要−3.1」について,字体・書体・字形の定義を中心に説明し,それをめぐって意見交換を行った。

〔配布資料〕

  1. 第2委員会における論議の概要−3.1
  2. 字体・書体・字形について
  3. 新字体早見表(『国語の書き表わし方』昭和25年)
  4. 「常用漢字表案」における字体の考え方について(文化庁文化部国語課『文部時報』昭和54年8月号)

<第2回>  (平成9年8月11日)

 事務局から,小委員会における検討用に作成した「漢字出現頻度数調査」について説明し,これをめぐって対象漢字の枠組みについて意見交換を行い,凸版調査で出現頻度3500位までの範囲で出現する表外漢字を整理し,代表字体を決める方向で大筋合意した。また,「叱」「靱」「柿」などの字形の問題,康熙字典の位置付け,朝日字体等についても論議した。

〔配布資料〕

  1. 漢字頻度調査(日本印刷産業連合会 平成9年7月31日)
  2. 漢字頻度調査について

<第3回>  (平成9年8月12日)

 前日に引き続き,対象漢字の枠組みについて検討を重ねた後,「第2委員会における論議の概要−3.1」について,一通り検討し,特に「代表字体の選定にかかわること」を中心に論議し,必要に応じて「総論(基本理念)にかかわること」の内容の論議に及んだ。

〔配布資料〕

  1. 朝日字体表(朝日新聞社 平成7年2月)
  2. 漢字頻度調査について−2

<第4回>  (平成9年8月25日)

 前回に引き続き,「第2委員会における論議の概要−3.1」の「代表字体の選定にかかわること」を中心に論議し,「総論(基本理念)にかかわること」の内容の論議も絡めつつ選定方針を絞ることに努めた。「漢字出現頻度数調査」についても吟味を重ね,表外漢字の字体はおおむね康熙字典体で統一されていることを確認した。

〔配布資料〕

  1. 漢字頻度調査(凸版印刷)における表外字一覧
  2. 漢字頻度調査(大日本印刷)における表外字一覧
  3. 漢字頻度調査(共同印刷)における表外字一覧

<第5回>  (平成9年8月26日)

 前回に引き続き,「第2委員会における論議の概要−3.1」の「代表字体の選定にかかわること」を中心に,「総論(基本理念)にかかわること」の内容についても論議し,基本的な方針・枠組み作りを目指した。また,人名の表外漢字字体の扱いについても検討した。

〔配布資料〕

  1. 人名用漢字一覧
  2. 漢字頻度調査(頻度3000番以降)に出現する常用漢字一覧

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