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字体小委員会
<第11回> (平成10年3月3日)
「第2委員会における論議の概要−5.2」について,表外漢字だけに適用されるデザイン差の具体的な例,許容字体選定の方針について検討を行った。また,表外漢字の字体問題に関する基本理念として現状追認だけでよいのか,文化の伝承・手書き文字字体との差などに関する国語審議会の見解を述べるかどうかについても意見交換を行った。
〔配布資料〕
- 「表外字字体表」作成のための検討資料-X2
- 第2委員会における論議の概要−5.2
- 第2委員会における論議の概要−5.1
- 当用漢字に含まれない漢字(菅野謙「放送基本語い調査報告18」1969年4月)
- 字体差・デザイン差の検討のために
<第12回> (平成10年4月13日)
「第2委員会における論議の概要−6.1」について,許容字体の選定方針,本表の体裁,その他中身の問題について検討を行った。法務省の140字の扱いや,許容字体を恒久的なものとするのか時限的なものにするのか等について意見交換を行った。また,従来の 「表外字」という言い方に替え,今後は「表外漢字」という言い方を採用することを確認し,第2委員会に諮ることとした。
〔配布資料〕
- 「表外漢字字体表」作成のための検討資料−X3
- 「表外漢字字体表」作成のための検討資料−X1
- 第2委員会における論議の概要−6.1
- 第8回総会で出された第2委員会関係の意見要旨
- 字体差・デザイン差の検討のために−2
<第13回> (平成10年4月30日)
事務局から井上委員の提言について説明し,意見交換を行った。「論議の概要−6.2」について,本表に掲げる字種の確認,最終的な本表の体裁, 許容字体の選定その他の問題を中心に検討を行った。また,大蔵省印刷局の所有する明朝体を用いて,表外漢字字体表の字体を示すことの適否などについても検討した。
〔配布資料〕
- 「表外漢字字体表」作成のための検討資料−X3改
- 字体差・デザイン差の検討のために−3
- 「表外漢字字体表」作成のための検討資料−X1
<第14回> (平成10年5月2l日)
「第2委員会における論議の概要−6.4」について,更に検討を重ねた。本表の提示案を小委員会として固め,また,懸案になっていた〔その他関連事項〕の文案が事務局から示され,これらを次回の字体小委員会で再確認した上で第1・第2合同委員会に諮ることとした。
〔配布資料〕
- 第2委員会における論議の概要−6.4
- 「表外漢字字体表」作成のための検討資料
<第15回> (平成10年5月29日)
「第2委員会における論議の概要−6.5」について,字句・文言の確定,本表案の検討,簡易慣用字体を掲げる字種の選定及び名称に関する論議, 付表の範囲,体裁等の確認を行った。なお,従来「許容字体」としてきたものを前回の第2委員会で「慣用字体」としたが,その名称を最終的に「簡易慣用字体」とすることにし,第1・第2合同委員会で了承を求めることとした。
〔配布資料〕
- 第2委員会における論議の概要−6.5
- 「本表」作成のための検討資料−1
- 「本表」作成のための検討資料−2
- 「検討対象の表外漢字一覧」作成のための検討資料−1
- 「検討対象の表外漢字一覧」作成のための検討資料−2
<第16回> (平成10年6月15日)
「新しい時代に応じた国語施策について(審議経過報告)(案)」の「第2 表外漢字字体表試案」について,「表の見方」の書き方,印刷標準字体及び簡易慣用字体の再吟味,「検討対象の表外漢字一覧」の字種の確定,デザイン差の掲げ方の確定等最終的な検討を行った。
〔配布資料〕
- 表外漢字字体表試案(第21期国語審議会報告「新しい時代に応じた国語施策について(審議経過報告)」(案)の第2)