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第1委員会
〔設 置〕
第1委員会は,第2委員会・第3委員会とともに第1回総会(平成10年12月18日)で設置が決定され,第2回総会 (平成11年2月19日)で,委員全員からの希望を基に分属された第1委員会の名簿が確認された。第1委員会の検討項目については,前期報告に掲げられたコミュニケーションと言葉遣いの問題及び敬意表現の在り方の問題に加え,新たに場面に応じた敬意表現の具体的な使い方を審議することとされた。
〔委 員〕
徳川宗賢(主査(平成11.6.6まで)) 井出祥子(主査(平成11.6.21から)) 新井敏司 上野田鶴子 牛島倫子 内館牧子 加賀美幸子 北島義俊 酒井 昭 阪田信子 坂本 惠 丁子 惇 中島みゆき 濱田博信 福原義春(平成12.9.11まで) 松岡和子
〔専門調査員〕
杉戸清樹(平成11.10.19から)
〔日 程〕
第1回(平成11年3月17日)〜第15回(平成12年11月10日)
〔概 要〕
平成11年3月に第1回の会議を開催,主査に徳川委員を選出した。第3回総会(平成11年5月11日)において「第1委員会における論議の概要−1」を報告,以後総会ごとに更新された「論議の概要」を報告しつつ審議を進めた。同年6月,徳川主査が急逝したため,後任として井出委員が主査に選出された。第4回の会議で,敬意表現の具体的な運用を示す素案作成及びそれに関する種々の検討のため,敬語小委員会を設置することが了承された。さらに11月には,第1委員会及び敬語小委員会にかかわる協力者として専門調査員が任命された。第1委員会ではこのように敬語小委員会の作業を基に「敬意表現」について検討を重ね,「現代社会における敬意表現」をまとめた。