清水会長

　ただ今から,第22期国語審議会の第9回総会を始めさせていただきたいと思う。
　本日は,先般行われた第1・第2・第3各委員会の合同委員会で御了承いただいた「答申案」について御審議いただき,文部大臣に答申する予定にしている。
　まず,国語課長に庶務報告をお願いする。

小池国語課長

　前回9月8日の総会以降,11月16日に第1・第2・第3の合同委員会が開催され,三つの委員会の「答申案原案」を「答申案」とすることで御了承いただいた。お手元に,諮問に掲げられた事項に対応する三つの「答申案」をお配りしてあるので,御確認いただきたいと思う。
　まず,言葉遣いに関することについて,資料1「現代社会における敬意表現(答申案)」,また,情報化への対応に関することについて,資料2「表外漢字字体表(答申案)」,次に,国際社会への対応に関することについて,資料3「国際社会に対応する日本語の在り方(答申案)」である。
　次に,資料4は,答申として本日大臣に手交する際に付ける文書で,これについては,会長,副会長と御相談の上,前例等にも倣って,このような形にさせていただいたものである。
　また,机上に,これまでの審議に関係する資料をつづったファイルと「国語審議会答申・建議集」をお配りしてある。
　以上,資料が整っているかどうか,御確認をお願いしたいと思う。
　よろしいであろうか。
　次に,前回,第8回総会の議事要録については,11月29日付けで既に各委員にお送りした。
　以上である。

清水会長

　それでは,議事に入りたいと思うが,その前に,まず前回の議事要録を御確認いただきたい。
　ただ今,課長から説明があったように,議事要録は既にお送りしてあるので,お読みいただいたかと思う。また,ファイルにもとじ込まれているので,御自身の御発言で何か修正の箇所があればおっしゃっていただきたいと思うが,よろしいか。また,細かい点であれば,後ほど事務局の方ヘ御連絡いただいても結構である。そのことを御了承いただいて,前回の議事要録は御確認いただいたということでよろしいか。
　それでは,御承認をいただいたことにさせていただく。