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次第・議事要録 「現代社会における敬意表現」,「表外漢字字体表」及び「国際社会に対応する日本語の在り方」について
清水会長
議事に入りたいと思う。
ただ今,課長からもお話があったが,お手元にお配りしている資料1の「現代社会における敬意表現(答申案)」,資料2の「表外漢字字体表(答申案)」及び資料3の「国際社会に対応する日本語の在り方(答申案)」について,先ほど申し上げたとおり,本日お諮りし,御了解をいただいた上で,文部大臣に答申を行うという運びにさせていただきたいと思っている。
そこで,改めて答申案の朗読を事務局にお願いしたいわけであるが,全文朗読ということになると,大変時間も掛かるので,本文冒頭にある「はじめに」の部分について,それぞれ朗読してもらって,御審議いただくという形で進めたいと思う。よろしくお願いする。
それでは,「現代社会における敬意表現」から「表外漢字字体表」「国際社会に対応する日本語の在り方」について,順次,担当の各調査官に朗読してもらう。
〔資料1「はじめに」朗読〕
〔資料2「はじめに」朗読〕
〔資料3「はじめに」朗読〕
清水会長
以上,朗読してもらったけれども,この内容については,先般の合同委員会で御了承いただいているところであるので,この辺で「現代社会における敬意表現」,「表外漢字字体表」及び「国際社会に対応する日本語の在り方」,この三つについて,答申案としてお諮りしたい。各委員会でそれぞれ精力的におまとめいただき,また,パブリックコメント等を受けて本答申案が出来上がったということで,大変有り難く思う。これを総会として御採択いただけるかどうか,お諮り申し上げるが,何か御意見があれば伺わせていただく。
よろしいか。(異議なし。)
それでは,「現代社会における敬意表現」,「表外漢字字体表」及び「国際社会に対応する日本語の在り方」を国語審議会の答申として採択していただいたということにさせていただきたいと思う。この資料1,2,3は「案」となっているが,委員の方々には,大変お手数であるけれども,この「案」を取っていただき,答申として御了承いただいたものとさせていただきたいと思う。
ありがとうございました。
これを文部大臣に答申するわけであるけれども,この三つの答申の表に付ける文書の文言を国語課長に朗読してもらうので,お聞きいただき,御意見があれば伺わせていただく。
小池国語課長
資料4を御覧いただきたいと思う。
朗読する。
「現代社会における敬意表現」,「表外漢字字体表」 |
本審議会は,平成5年11月24日付け庁文国第44号をもって御諮問のあった「新しい時代に応じた国語施策の在り方について」のうち,言葉遣いに関すること,情報化への対応に関すること,国際社会への対応に関することについて慎重審議の結果,下記のとおり取りまとめましたので,ここに答申いたします。
記
「現代社会における敬意表現」 別冊1 |
以上である。
清水会長
ただ今の答申の表文,資料4であるけれども,これについて何か御意見があるであろうか。
特段の御異議がなければ,御了解いただいたということにさせていただき,これを付けて答申したいと思う。
そろそろ文部大臣も見えるのではないかと思うが,大臣が来られるまで少しお待ちいただきたい。
なお,大臣への答申手交のところで,報道関係のカメラが入りたいということである。その準備もあるので,しばらくお待ちいただきたいと思う。