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送り仮名の付け方 単独の語 1 活用のある語 通則1

本則

活用のある語(通則2を適用する語を除く。)は,活用語尾を送る。

〔例〕 憤 承 書 実 催
    生きる 陥れる 考える 助ける
    荒 潔 賢 濃
    主

例外

(1) 語幹が「し」で終わる形容詞は,「し」から送る。
〔例〕 著しい 惜しい 悔しい 恋しい 珍しい
(2) 活用語尾の前に「か」,「やか」,「らか」を含む形容動詞は,その音節から送る。
〔例〕 暖だ 細だ 静
    穏やかだ 健やかだ 和やか
    明らかだ 平らかだ 滑らかだ 柔らか
(3) 次の語は,次に示すように送る。
む 味う 哀む 慈む 教る 脅す(おどかす)
す(おびやかす) 関る 食う 異る 逆う 捕る 群
ぐ 揺
い 危い 危い 大い 少い 小い 冷い 平
だ 同だ 盛だ 平だ 懇だ 惨
だ 幸だ 幸だ 巧

許容

次の語は,(  )の中に示すように,活用語尾の前の音節から送ることができる。

表す(表す) 著す(著す) 現れる(現れる) 行う(行う) 断る(断る) 賜る(賜る)

(注意)

語幹と活用語尾との区別がつかない動詞は,例えば,「着」,「寝」,「来」などのように送る。

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