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文化庁月報
平成23年8月号(No.515)

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お知らせ

8月の国立劇場
稚魚の会・歌舞伎会合同公演 (青年歌舞伎公演)別ウィンドウが開きます

 国立劇場が昭和四十五年から実施してきた歌舞伎俳優の新人研修は,すでに十九期にわたり修了生を送り出し,数多くの俳優が現在歌舞伎界で活躍しています。彼ら研修修了生たちによる「稚魚の会」,そして一般名題下を中心とした既成俳優たちから構成される「歌舞伎会」の両会が日ごろからの修練の成果を発揮する場として,毎年八月に合同公演として開催させていただいています。今や盛夏の風物詩ともなりました熱気に充ちた舞台,さらにこの経験が生かされる彼らの今後の飛躍にご期待下さい。

公演期間 平成23年8月13日(土)〜8月16日(火)
開演時間 ・10時30分(2時終演予定)
・4時(7時30分終演予定)
劇場 国立劇場小劇場
ジャンル 歌舞伎 青年歌舞伎公演
演目・主な出演者 国立劇場歌舞伎俳優研修修了生・既成者研修発表会
第17回稚魚の会・歌舞伎会合同公演

<A・B班ダブルキャスト>

中村梅玉=監修・指導
中村魁春=監修・指導
市川團蔵=監修・指導

寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)一幕

工藤祐経館の場

中村吉右衛門=監修・指導
中村芝      雀=監修・指導

一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)一幕
大蔵館奥殿の場

藤間勘祖=振付

戻駕(もどりかご)色相(いろにあい)(かた)常磐津連中

寿曽我対面

 工藤祐経館の場

 日本三大仇討のひとつと言われる“曽我兄弟の仇討”を扱った作品の中でも人気が高く,歌舞伎の様式美が凝縮された一幕となっています。

◆あらすじ
 工藤(くどう)(すけ)(つね)は将軍・源頼朝(みなもとのよりとも)の信頼厚く,富士の巻狩の総奉行役を仰せつかり,その権勢は揺るぎないものとなっています。大名や傾城たちが周囲に侍り,その全盛を祝している時,二人の若者が登場します。彼らは十八年前,父を討たれた曽我十郎(じゅうろう)五郎(ごろう)の兄弟。工藤を,父の仇と狙って乗り込んで来たのでした。工藤は巻狩りが終わるまでは仇討は叶わぬと告げ,再会を約して別れるのでした。

一條大蔵譚

 大蔵館奥殿の場

 浄瑠璃『鬼一(きいち)(ほう)(げん)三略巻(さんりゃくのまき)』は平家全盛の世に,(うし)(わか)(まる)源義経(みなもとのよしつね))や弁慶(べんけい)が世に出,のちの源氏再興へとつながってゆく様を描いています。ご覧いただくこの芝居はその四段目に当たり,愚かな風体を装う一條(いちじょう)大蔵(おおくら)長成(ながなり)に光を当てています。華やかな御殿を舞台にした,義太夫狂言の人気演目をご堪能いただきます。

◆あらすじ
 源義朝(みなもとのよしとも)愛妾(あいしょう)で牛若丸の母である常盤(ときわ)御前(ごぜん)は,夫義朝が平家に討たれたのち平清盛の妾とされ,さらには平家方に与する一條大蔵に下げ渡されました。大蔵は愚かな公卿と評判で,常盤御前も遊興にうつつをぬかす毎日との噂。源氏再興を志す吉岡鬼次郎・お京夫婦は苛立ちを隠せません。いきり立った夫婦は大蔵館に乗り込みますが,そこで意外な光景に出合うのでした。

戻駕色相肩

 花一面に咲く京都紫野を舞台に,二人の駕籠(かご)かきと可憐な禿(かむろ)が,洒落っ気あふれる廓噺に興じるおおらかな舞踊劇です。

◆あらすじ
 島原の廓から駕籠を担いでひと休みする吾妻の与四郎(よしろう)浪花(なにわ)次郎作(じろさく),乗っていたのは禿たより(・・・)でした。三人は江戸吉原,大坂新町,京島原それぞれの廓の風景を語りだします。その内に与四郎と次郎作の懐中から書状と香炉が落ち,二人の思いもよらぬ正体が明かされるのでした。

第17回 稚魚の会歌舞伎会合同公演(青年歌舞伎公演)チラシおもて
第17回 稚魚の会歌舞伎会合同公演(青年歌舞伎公演)チラシうら
観劇料金 一般  3,500円
学生  2,450円

※全席指定(障害者の方は2割引きです)
電話 国立劇場チケットセンター(10時〜5時)
0570−07−9900
03−3230−3000[PHS・IP電話]
インターネット http://ticket.ntj.jac.go.jp別ウィンドウが開きます

国立劇場
(住所)〒102−8656 東京都千代田区隼町4−1

交通
東京メトロ半蔵門線半蔵門駅1番出口より徒歩5分
有楽町線・半蔵門線・南北線の永田町駅4番出口より徒歩8分
ホームページ
http://www.ntj.jac.go.jp/別ウィンドウが開きます

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