国語施策・日本語教育

HOME > 国語施策・日本語教育 > 国語施策情報 > 第14期国語審議会 > 第113回総会 > 次第

次第 澤村委員追悼の黙祷(とう)/前回の議事要録の確認/ 常用漢字表について

福島会長

 それでは,定刻を過ぎたので第113回国語審議会を開会する。初めに,事務局から庶務報告がある。

室屋国語課長

 では,事務局から御報告申し上げる。
 去る2月20日,国語審議会委員として第12期から御活躍いただいた澤村嘉一委員がお亡くなりになった。謹んで御冥(めい)福をお祈りするとともに御報告申し上げる。

福島会長

 ただいま御報告のあったように,「常用漢字表」作成のためにお骨折りをいただいた澤村委員がお亡くなりになった。誠に残念であるが,この際,謹んで黙とうをささげたいと思うので,御起立をお願いしたい。

(黙とう

福島会長

 議事に入るに先立ち,前回の議事要録の御確認をお願いしたい。昨年7月31日に開いた第112回総会の議事要録であるが,お手元にお送りしてあるので,御覧いただいたことと思う。またお手元の黒表紙の中にもとじ込んである。御自分の御発言で修正の箇所があったら,どうぞ。後ほど事務局に御連絡いただいても結構である。(発言なし。)
 それでは,本日の議事をこれから進行させていただく。御覧のとおり「常用漢字表」の印刷も出来上がり,お手元にお配りしてある。
 去る3月16日,運営委員会を開き,本日,この「常用漢字表」について最終的にお諮りし,決定の上文部大臣に答申書を提出するという運びについて,御了解をいただいたので,さように取り計らわせていただきたい。
 なお,「常用漢字表」の前文について2月18日に開かれた第2回全員協議会の御協議に基づき,同日,漢字表委員会を開いて若干の調整をしていただいたので,その経緯を三根谷主査から御報告をいただきたい。なお,この際,主査から特に御説明をいただくようなことがあれば,併せてお願いしたい。

三根谷主査

 それでは,御報告を申し上げる。
 前回の第2回全員協議会で,今日お手元にお届けしている「常用漢字表」の前文2ページの〔常用漢字表の性格〕という項の末尾に付ける(注)の文言について御議論があった。
 当日全員協議会でお目にかけた文案では,「目安」が制限的なものではないという文言が含まれていなかったが,そこのところに制限的なものではないということを明記しておくべきであるという修正意見が出された。そして,その取扱いについて,漢字表委員会に付議されたわけである。
 漢字表委員会は,全員協議会が終了したあとで直ちに会議を開き,この問題について協議した。
 (注)の文言は,もともと問題点整理委員会でおまとめいただき,昨年7月の総会で大体了解されたものであるが,そこでは「制限的なものではなく」という字句が入っていた。それを漢字表委員会で(注)の形で前文に取り入れる際に,制限的なものではないということは,本文を見れば分かるということで,これを削った形で前回の全員協議会にお諮りしたわけである。しかし,全員協議会で御指摘を受けたあと,漢字表委員会で協議した結果,一般の人が本文を見ないで(注)だけを見る場合や,(注)だけが引用される場合もあるということを考慮して,やはり(注)の前書きの中に制限的なものではないという言葉を入れておく方がよいという結論に達した。
 その結果,今日お手元に渡っている前文のようになったわけである。すなわち,2ページの一番下のところの(注)の,「常用漢字表の性格を制限的なものではなく,一般の社会生活における漢字使用の目安となるものとしたが」という部分が,前回の全員協議会でお諮りした表現から改まったところである。よろしく御審議いただいて,お認めいただければ,大変幸せである。
 それから,この機会に御説明申し上げておくべきことが幾つかあるので,簡単にお話ししておきたい。
 一つは,前回の全員協議会で申し上げたとおり,今回表に取り入れることになった19字は,本日お目にかけるような形で,表の中のそれぞれの所定の位置に収めて印刷してある。
 それから,2番目に,今期の審議においては,字体,音訓,語例などの問題については,すべて中間答申を踏襲している。これは,前回の全員協議会でも申し上げたとおり,音訓の掲げ方についても,語例についても,第8期以来の慎重な審議の結果出来上がったものであり,音訓表自体,内閣告示として,昭和48年以来各方面で実施されて用いられてきているものであるので,現在行われているものを尊重する。また,中間答申として発表したものを踏襲するということにしたものである。中でも,音訓の掲げ方の問題であるとか,それから音訓が歴史的に見て音であるか,訓であるかという学問的に議論が分かれるような問題点については,かねがね馬淵和夫委員から貴重な御意見をいただいているが,漢字表委員会では,ただいま申し上げたような考え方に立って事を運んだので,結局それらの御意見を取り入れることにならなかったことをお断り申し上げておきたい。なお,このような疑問点のうちの幾つかは,前回の全員協議会で御説明申し上げたように,10ページの「表の見方」の7番目に新しい項目を補ったことによって一応解消できたのではないかと考えている。このように表の見方を改めるに至ったことも,いろいろな御意見を取り入れたものであるというふうに御了解願いたい。
 以上が,この機会を借りて申し上げたいことである。本日の審議の進んだ後で申し上げるべきことであるが,主査として御報告申し上げるのはこれで最後になることを期待しているので,ここで一言だけお礼を申し上げさせていただきたい。
 昭和53年の春以来,亡くなられた岩淵悦太郎委員の後,主査をお引き受けして3年たったが,本日こういう日を迎えることができたのは,会長初め委員各位,とりわけ漢字表委員会の皆様方の一方ならぬ御指導と御協力のたまものである。また,事務局の方々にも,いろいろな調査や資料の整備について大変な御苦労をお掛けした。ここに心から感謝申し上げる次第である。

福島会長

 それでは,本日の御審議をお願いすることにする。
 「常用漢字表」の前文については,ただいま三根谷主査から御説明のあったとおりである。漢字表そのものについても,御質問なり御意見なりがあれば,どうぞ。

畑委員

 これまでいつも最後にボソボソと申し上げるばかりであったが,今日はひとつ最初に申し上げさせていただく。
 結論として,私は,この「常用漢字表」の答申に賛成する。賛成はするが,この際,一言申し上げておきたいと思うことがあるので,ちょっと時間を拝借したい。
 私は,国語の専門家ではなく,単なるユーザーとして審議会に参加したわけであるが,どういうわけか最初から漢字表委員会の委員に加えられて,故岩淵悦太郎委員の御指導──私も勝手なことを申し上げたが──の下に8年間やってきた。その経験から言って,今回の案は私にとって不満な点もあるが,この辺で手を打った方がいいと考える。
 一番最初は,第12期の審議結果の報告として「新漢字表試案」を作成したわけであるが,このときは,漢字表委員会のメンバーは大変勉強し,とにかく「当用漢字表」を手直しするのではなくて新しい漢字表を作るのだという方針で,表に入れるべき字を一字一字検討して,「当用漢字表」にない字で新しく入る字と,それから「当用漢字表」から削除する字を決めたわけである。ただ,その後世論を聞くとか,そういうようなことをしたために,削除するとされた字が続々と復活し,更に前期の最終総会で,福島会長の御英断によりもう一度世論を聞こうということになった。その結果,あのときに黒羽委員が字種の増加を心配して御指摘になったことが,まさにそのとおりになって,結局「当用漢字表」の字は全部残るということになってしまったわけである。
 私は,この案を検討する委員の一人として,「当用漢字表」にある字を削らないということではないのだ,という精神が多少とも生きてくれることを期待して,例えば,今の法律で使われていない尺貫法の「匁」とか,「畝」とか,「尺」とか,こういう字ぐらいは削ったらどうかということを提案したわけであるが,この3字のために皆さんに御迷惑をかけてはいけないので,19字も16字も同じだと思って目をつぶってしまった。
 私としては,8年間の経験の結果得た結論として,結局,元の「当用漢字表」の方がよかった,あれをあのまま残した方がはるかによかったという考えを持っているが,今ここでそんなことを言っても後の祭りだと言われるので,ここで新しい「常用漢字表」に賛成したいと思う。もう少し検討しろという意見などを文書などで私どものところにまで言ってくる方があるけれども,今ここで答申するのをやめて又再検討しても,字数が増えるばかりで,減ることは絶対にないと思われるので,ここで答申した方がよろしいと思う。
 以上であるが,いささか気になることがあるので,二つばかり付け加えて,総会の議事録に記録しておいていただきたいと思う。私は,ずっと漢字表委員会に入っていたので,この表ができるまでのいきさつはよく心得ているつもりである。この表が非常に正しい手続を経てできてきたことも,よく分かっているわけであるが,世の中には途中の経過を知らない方が大変多いので,何かと御心配になっている方があり,私としても確認しておいた方がよいと思うので,申し上げるわけである。
 まず一つは,いわゆる官庁用語のことである。実は,漢字表委員会で,「目安」という言葉が出たころから,「目安」であるからなるべく字数は減らしておいて,使いたいところではもっとほかの字をお使いになればいいだろうという議論がしばしばあった。特にいろいろな領域があるので,そこではどうしても使いたいという字があるなら,それぞれの,林大委員のお言葉であったが,エクステンション・エリアを設けて使っていったらいいのではないかという意見があった。私もこれは非常にごもっともな御意見だと思ったが,そのときに,官庁ではどうするかということで,文化庁の方から御説明があって,官庁で表外のある字を使うということになれば,ちゃんと官報に出して,この字を使いますよと言わないと使えないということで,そういうことを一々やっていたのでは大変だから,一応必要な官庁用語はこの表の中に加えて,これをいわゆる制限的な意味を多分に加えて使っていくのだということであったので,それだったら少なくともこのくらいは復活を認めようではないかということで認めたのが,官庁用語がかなり増えたいきさつである。
 そこで,官庁用語は,そういうようなつもりで今後使われていくと思うが,どこにもそういうことが書いていないと,いわゆる「目安」の拡大解釈で,今後何年かたって人が代わったら,おかしなことになりはしないか,若干心配である。私としては,とにかく官庁用語をこれ以上難しくしないようにしていただきたいので,その旨この総会の記録にとどめておいていただきたい気がする。

畑委員

 それから第二点は,易しい日本語を育てる努力を今後も各方面で続けてもらいたいということである。世の中には古典の文章を守ろうという気持ちを強く持っている方も多いと思うが,私は,「常用漢字表」は,一般社会生活で使われる字を頭において作成されたもので,国文学とか,漢文学とか,そういう方面は,ちょうど私の属している化学の部門と同じように,一般社会生活とは別の一つの専門領域だと考えている。
 そういうような日本の文化を守るということは,もちろん非常に大切なことであるが,もう一つ,私は,国際的な視野で,正しい,易しい日本語を書くということが,これから日本を認めてもらうために非常に大事なことだと思う。難しい漢語を使ったり,大変権威主義的な文章を書いたりすることは,一般社会生活をよくする方面には余り役に立たないような気がする。余り難しいことを言い過ぎるものだから,このごろ何かおかしな片仮名日本語がはやり出して,はなはだ困るような次第になっている。もっと易しい日本語が書けるように思う。これを今後の国語審議会の一つの非常に大切な問題であると考える。
 国語教育に関係している方は,もちろん漢字をたくさん教えるということが大変必要なことで,そういうことに努力されるであろう,私はそう信じて疑わなかったが,漢字表委員会の後の方になってだんだん議論をしてくると,小学校や中学校の初等中等教育に当たっている先生方が,教える字が余り増えるということで非常に困っている,そういうことをはっきりおっしゃっているので,私はこれは大変な認識不足であった,やはり必要な最小限の字を正しく教えるということが今後の国語教育のために一番大事なことであると思った。幸いにして,これについては文部省の初等中等教育局の教育用漢字調査研究協力者会議の方で今後議論して下さるそうなので,そちらの方で国語審議会の意見を踏まえて十分御検討いただきたい,そういうふうに考える。
 また,ただいまもお話があったが,今後の答申で当用漢字の制限がなくなるのだということを非常に強く主張される方がある。けれども,少なくとも私の感じとしては,漢字表委員会の委員の過半数,あるいはこの総会のメンバーの過半数の方は,一般の社会生活で漢字を勝手に使ってもいいという意味で「目安」という言葉を使っておられるのではないであろう。一般社会生活と言うと,一番目につくのは新聞と放送であるが,幸いにして,新聞,放送界の方たちは,今後とも易しい文字,易しい言葉で,新聞を作り,放送をやっていこうとおっしゃっているので,私は,この漢字表を出したところで,難しい字を今後どんどん増やしていこうということには決してならないだろうと思って安心している次第である。

福島会長

 貴重な御意見で,審議会の記録にとどめさせていただきたい。
ほかに御意見があったら,どうぞ。

倉沢委員

 しり馬に乗ったような発言で恐縮であるが,ただいまの畑委員の第二番目の御発言に関連して,ちょっと申し述べさせていただく。
 これは,もう既に総会や全員協議会等で何人かの方々から御意見が出て,大方の御賛同を得ていることなので,今ここで申し上げるのも,それを再確認するとともに,最終総会の議事録にとどめていただきたい希望を添えて申し上げるわけである。
 御承知のように,学校教育,特に義務教育関係の世界は,「目安」というような言葉は通用しない,「努力目標として尊重する」という言葉も少し甘きに失するような特別な社会なので,審議会でも,ずっと長い間,学校教育の漢字指導については,格別の御配慮をいただいてきて,今日の案の中の表現にもある程度適当な御配慮をいただいたわけである。この文言はこの文言で結構であると私も拝読するのであるが,今,畑委員のおっしゃったような別途の適切な措置を講じられる向きのその機関で,どうぞひとつ,ここの文章に書いてある,「常用漢字表の趣旨,内容を考慮し」とか「別途の教育上の適切な措置」とかいう表現に御留意いただき,それこそ適切な措置を願いたいわけである。
 特に御存じのような新しい教育課程,もう既に実施されているけれども,その教育課程の新しい定めの目玉商品と目されているゆとりとか,充実とか,精選とか,こういう基本的な方針と,国語審議会のこの答申の案文とが,もちろん矛盾やそごはしないけれども,現場の先生方に無用の刺激を与えないようにするためには,かかって一に文部省その他関係の方々の今後の御努力に待つわけであって,関係の方々におかれては,ぜひそういう希望を持つ関係者が少なからずいるということを心にとめていただき,今後の措置をとられるようお願い申し上げる。

福島会長

 仰せごもっともである。記録にとどめさせていただき,当局においても今後の措置の際の御参考にお考えいただきたいものだと考える。
 ほかに御意見があったら,どうぞ。

森岡委員

 国語教育における漢字の扱いについてお二方から御発言があったので私からも申し述べさせていただく。
 私は,国語教育における漢字の問題は非常に大切であると思っている。全体的に,漢字教育で負担が軽くなるように,重くしないようにという御意見が非常に強いわけで,それはそれで,もっともだと思う。しかし,当用漢字の下で漢字教育を始めた当時は,将来漢字を知らない日本人が出てくると,漢字のないままに非常に巧みな表現が生まれてくるであろうから漢字は教えないでいいんだという風潮が強かった。そういう風潮の下に,戦後の国語教育というのは,主題がどうなるとか,段落がどうだとかいうふうに,文章の内容,つまり上部構造の方だけを教えて,一番基礎の,字が読めて単語が分かる,字が読めて言葉が分かるという辺りの,本当の基礎的な教育がおろそかになっているのではないかと思う。
 現在の996字という義務教育の小学校段階の漢字は,読み書きをそろえて教えなければいけないものと,先生方は,思っておいでになるようであるが,私は,その結果,今までの国語教育というのは漢字を見せないように見せないように努力することになったのではないかと思っている。
 日本人というのは,赤ん坊のときから漢字を見慣れることによって自然習得する面もたくさんあるので,漢字を児童・生徒に見せることを子供の負担が重くなるとお考えにならないで,どんどん学校教育の中にも漢字を見せる場を作ってよいのではないか。また,漢字を書くことと読むことを別途に考えてよいのではないか。その辺のことを,初等中等教育局でしょうか,今後の漢字教育について検討なさるところで,抜本的に考え直していただきたい。そうしないで,今後も漢字を控え目に控え目に抑えよう,つまり子供を苦しめるのをよそうということが続くようでは,将来の日本にとって不安である。私はこのように考えているので,これも記録に残しておいていただきたいと思う。

福島会長

 当然記録にとどめて将来の参考にさせていただきたいと思う。
 ほかに御意見をどうぞ。

鷹取委員

 先ほどの畑委員と同じように,私は,経済界で使用する者の立場から,今までいろいろお願いも申し上げ,御意見も申し上げてきたわけである。私は,かつて申し上げたように,日本の国字をいじるのは,一世代が終わるまでは保留しておいた方がよいと考えている。特に日本の国語,国字というものは,年とともに移り変わってきており,我々の人生の中でも,大変変化してきている。そして戦後,我々だれでもが新聞,雑誌を読める,まただれでもが書けるということで作成された「当用漢字表」が,わずか三十数年で変えられるということは,「当用漢字表」で教育された人たちの方向を変えるということにもなるので,当用漢字で教育された方々の中には大変迷惑に感じる方もおられるのではないかと思う。ちょうどある意味においては,尺貫法を廃止してメートル法にして,ようやくメートル法に慣れた人が社会の第一線で活躍しているのに,更にそれを変えるというようなものである。文部省当局にお願いしたいが,今後「常用漢字表」が制定されたならば,これを変えるのは,50年の歳月を経てからにしていただきたい。変えるべきか変えざるべきか,新しい世代になってから御検討願うように,切にお願いしたいと思う。

村松委員

 先ほどの森岡委員の御主張とちょっと関連するが,漢字離れというか,そういうようなことを,我々国語教育,国語国文学の教育に携わっている者はいつも感ずるのである。
 出版社の名前は差し控えるが,小・中学校の児童・生徒に読ませる雑誌を発行しているある出版社が毎年作文コンクールをやっており,私はその中学校と高等学校の部の審査をやっているが,これまで審査してきた経験を申し上げると,優秀なものは当用漢字以外の漢字をたくさん使って書いている。それは,新聞や雑誌,あるいは児童の出版物,ジュニア版の小説とか,あるいは一般の書物,そういうものから得た知識が反映しているのだと思う。子供たちは現在の小・中学校で教えている以上の漢字の表現力を持っている。そういうことが現実としてあるのだということを記録にとどめておいていただきたい。

福島会長

 この際であるので,ほかに御意見をお聞かせ願いたい。
 特段の御意見がないようなら,この辺でこの「常用漢字表」の答申案を総会として採択できるかどうかということを考えたいと思うが,さよう取り計らってよろしいか。

(拍 手)

福島会長

 それでは,この「常用漢字表」の答申案を総会として採択していただいたということで処理させていただく。
 答申の表に付ける答申文については,これまたお手元に差し上げてあるはずであるが,先般の全員協議会で御了承を得たものと考えている。この答申文を付けて文部大臣に提出することになるので,御了解をお願いしたい。

トップページへ

ページトップへ