事業詳細

千代田区との日本近代美術の国際発信事業

実行委員会
千代田区との日本近代美術の
国際発信事業実行委員会
中核館
東京国立近代美術館

事業目的

日本の近代美術の重要作品を所蔵する東京国立近代美術館と、日本有数の観光スポットを有する千代田区が連携して情報発信することは、「日本近代美術の国際発信」に資し、文化的価値観が高い観光提案が可能になる。また、東京国立近代美術館が行う会話型鑑賞プログラムの英語版を構築し、国内初の先進事例として知見を蓄積する。

事業概要

平成31 年度(令和元年度)は、ファシリテーターの経験とモニター参加者から得た知見等の蓄積をもとに本プログラムの安定的な実施を目指すと共に、千代田区観光協会と連携して、観光案内所や旅行代理店、ホテルや国際会議場、大学(留学生向け)、地域の街歩きボランティア等、多面的な地域連携の形を構築し、東京国立近代美術館を核とした千代田区への外国人誘致を目指した。

計画段階においては、千代田区最大のイベントである「千代田のさくらまつり」と連動し、美術館においても桜を描いた所蔵作品と「Let's Talk Art!」を目玉とするイベント(「美術館の春まつり」)を展開することにより、強力なコンテンツと効果的なメディアミックスの情報発信により、送客効果を最大化し、来館者増に繋げる予定であった。しかし、コロナウイルス感染症対策のため「千代田のさくらまつり」が中止となり、さらには東京国立近代美術館においても政府からの要請を受けて令和2年2月29日から臨時休館を行ったため、「美術館の春まつり」も中止となった。

実施項目・実施体系

  • (1)地域文化の発信の核となる美術館・歴史博物館
    • 美術館・歴史博物館の情報発信、相互連携
    • 地域のグローバル化拠点としての美術館・歴史博物館
    • 地域に存する文化財を活用した地域共働の創造活動や地域の魅力の発掘・発信
  • (2)あらゆる者が参加できるプログラム及び学校教育や地域の文化施設等との連携によるアウトリーチ活動館
    • 大学等と連携した国内外で活躍する文化人材育成プログラムの開発

事業実績(PDF)

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