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第4期国語審議会概要
第4期国語審議会は,第34回総会(昭和31.12.19)・第35回総会(昭和32.12.13)で,会期中審議すべき事項を検討し,正書法部会,話しことば部会の2部会と政策実施等の小委員会とを設置した。また,ローマ字調査分科審議会が,昭和32年2月20日から活動を行った。今期,総会を開くこと5回,ローマ字調査分科審議会19回,正書法部会26回(別に小委員会1回),話しことば部会19回,ほかに政策実施等の小委員会4回(うち2回は部会長・分科会長との合同会議)を開いた。
以上設置された各部会・小委員会等は,それぞれの課題について検討を行い,第36回総会(昭和32.11.15)で分科会・部会の審議の中間報告があった。最終の第37回総会(昭和33.11.18)では,正書法部会が提出した「送りがなのつけ方」を議決し,文部大臣に「「送りがなのつけ方」について」を建議した。同総会では,そのほか,話しことば部会の「「あらたまってものを言う場合にも出る方言」について」(調査資料)の報告,分科会の審議報告などが行われた。
なお,電気工学,図書館学,植物学の各分野における学術用語について,学術奨励審議会学術用語分科審議会からの審査依頼に回答を行った。
この期における報告,建議は以下のとおりである。
- 「『送りがなのつけ方』について」(建議)昭和33.11.18