国語施策・日本語教育

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次第・議事要録 開会/文部大臣あいさつ

鎌田国語課長

 ただ今から第22期国語審議会の第1回総会を開会する。
 会長,副会長が選出されるまでの間は,先例により事務局で進行を務めさせていただく。
 最初に,有馬文部大臣からごあいさつを申し上げる。

有馬文部大臣

 皆さん,こんにちは。
 本日は,第22期国語審議会の第1回総会でございまして,お忙しいのにわざわざお出ましをいただきまして,ありがとうございます。
 まず最初に,国語審議会のメンバーになってくださったことを心から御礼申し上げます。なかなかお忙しいのに,更にこういう御面倒なことをお願いをして恐縮でございます。
 前期の21期では,皆様も御案内のように,敬語を中心とする言葉遣いに関する問題やワープロ等における字体の問題を御審議賜り,今年の6月に「新しい時代に応じた国語施策について」と題する審議会の審議経過報告をおまとめいただきまして,ありがとうございました。大変示唆に富んだお考えがたくさん示されていたと思っております。私個人といたしましても,大変関心を持って拝見いたしました。
 今期は,今申し上げましたような前期の報告を基にいたしまして,更にこれらの問題について御審議を深めていただきたいと存じております。また,20期で一度御検討いただいております「日本語の国際化をめぐる諸問題」というと,いわゆる片仮名言葉の問題などでしょうか,それをまた改めて御審議いただきたいと思います。
 ちなみに,私は片仮名語が大嫌いであります。特に,自然科学者が悪い。それと化粧品と衣装,その辺は是非ともよくお考えいただきまして――私は物理屋でありまして,元凶の一人でございます。かねがね学者,研究者はなるべくいい日本語を使ってほしいと思っておりますので,是非とも日本語の国際化について御審議を賜りたいと思っております。
 国語は,何と言っても我が国文化の基盤でございますので,長い歴史を通じて,何とかしていい言葉を守っていかなければならないと思っております。日本人にとっての長年の大切な共有財産でございますので,ひとつ先生方のおカで更により良い日本語にすべく御審議いただきたいと思っております。適切な,そして優れた国語施策を進めるべく,ひとつお忙しいところを御審議賜れれば大変有り難く思います。
 最初に当たりまして,ごあいさつを申し上げた次第でございます。
 よろしくお願いいたします。

鎌田国語課長

 次に,文化部長から委員の方々の御紹介をさせていただく。

水野文化部長

 本日,御欠席の委員もいらっしゃるが,お手元に資料1としてお配りしてある第22期国語審議会委員名簿によって,出席されている委員の方々を御紹介させていただく。


〔出席委員紹介〕

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