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次第・議事要録 第22期国語審議会の今後の進め方について

清水会長

 実は時間もまいったので,最初にお話ししたこれからのまとめに向かっての進め方について,ちょっと御検討いただきたいこと,御了承いただきたいこともあるので,課長の方から説明していただく。

小池国語課長

 それでは,御指名であるので,この審議会について,今後どのような形で運営していくかということであるが,お手元の資料4を御覧いただきたいと思う。第22期国語審議会の今後の進め方という一番最後の1枚紙である。
 会長からお話があったように,この事柄については,去る8月31日,清水会長をはじめ西尾副会長,第1委員会は井出主査,第2委員会は小林副主査,第3委員会は水谷主査の御出席の下,打合せが行われて,今後の運営について取りまとめられたので,私の方から,審議会全体の流れに沿って御報告をしたいと思う。
 お手元の資料の上の点線の枠内であるが,本日の審議会総会の御意見に基づき,審議・検討を踏まえて,各委員会試案として取りまとめる。公表に当たっては,各委員会主査御出席の下,具体的には文部省の記者クラブに対し説明の機会を設ける予定である。現時点では9月下旬を想定している。同時に,広く各分野から意見をお聞きするパブリック・コメントを9月下旬から11月初旬にかけて約1か月間実施する。今回意見を求める関係のところは,約1500〜1600を予定していて,これに加えて文部省のホームページも活用しながら実施する予定である。
 なお,今申し上げたことは,これまでの国語審議会においても,最終答申を行うに当たって同様の手続をとっている。
 下の点線の枠内であるが,合同委員会の実施についてである。パブリックコメントに基づき,第1から第3委員会の合同委員会として「答申案原案」の検討・協議を行い,「答申案」として総会に諮ることの了承を得ることとしている。これについても,会の名称はそれぞれ違うが,そのような会議を設定してきたこれまでの例に倣い,開催を予定しているところである。
 なお,この委員会の性格は,最終答申を間近に控えた状況の中で,パブリックコメント等の意見を踏まえて各委員会委員全員による最終協議の場というふうに位置付けている。
 そして,一番下の実線であるが,12月に予定されている最終総会において「答申案」の審議・検討を行い,答申の了承を得て,文部大臣へ「答申」といった運びになると考えている。
 以上,今後の運営について御報告を申し上げた。

清水会長

 ただ今,課長から説明があったように,実は私どもと主査の方々でちょっと御相談をさせていただいた。資料4にあるように,最終の総会は12月8日ということである。
 その前に,こういった問題について,2番目に「公表」というところがあるけれども,パブリックコメントを実施することによって寄せられた意見を踏まえつつ,次の点線の括弧にあるように,事前に合同委員会(第1委員会から第3委員会まで)――ということは,全部ということになるわけであるけれども,そこで最終的な調整をして,「答申案」としてまとめておきたい。12月8日が最終総会であるので,これは11月下旬でもいいのではないかということだったけれども,委員会等の御都合等もおありなので,大体中旬ごろということで,実は11月16日にしてはいかがかということがある。それもちょっとお含みおきいただきたいのであるが,このような運営委員会みたいなものをさせていただいたということもひとつ御了承いただいて,このような進め方とすることを御了承いただきたい。
 それから,パブリックコメントをいただいて,11月の合同委員会の前に,また,第1委員会,第2委員会,第3委員会の主査の方々にお集まりいただいて,御相談をするということもあるかもしれない。そういったことも含めて,御理解をいただいておきたいということである。
 そんなことで,各方面の意見も聞いて,1500〜1600件,いろいろな関係団体,もちろんホームページでも出すので,個人からの意見も伺うということになる。それを受けて,また各委員会でまとめていただいたものを合同委員会で最終的にまとめる。そして12月8日の答申に向かうという格好で御理解いただきたいと思う。
 このことについて何か御質問,御意見があろうか。
 よろしいか。
 それでは,そういう手順で進めたいということで,そういった意味での今後の会議の予定を課長から改めてお話しいただけるか。

小池国語課長

 今御了承いただいたとおり,第1から第3委員会の合同委員会を11月16日(木曜日)午後2時半から4時半まで,それから最終の総会である第9回総会を12月8日(金曜日)の午後2時半から4時半,本日の時間帯と同じであるが,場所はいずれもここ東條会館で開催する予定である。開催通知については,追って事務局の方からお送りしたいと思う。また,各委員会の開催予定についても,後ほど御送付をしたいと思う。

清水会長

 以上で,本日,こちらとして用意した議題は終わるが,何か皆様から一言あれば,伺わせていただく。
 ないようであれば,時間が超過して大変申し訳なかったけれども,これで総会は終わらせていただく。

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