国語施策・日本語教育

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次第・議事要録 開会/庶務報告/議事

清水会長

 それでは,定刻になったので,始めさせていただきたいと思う。
 今日は審議会の第1・第2・第3の合同委員会ということで開かせていただく。本日は各委員会が公開した委員会試案に対するパブリックコメントの結果を踏まえ,また,各委員会の方でいろいろ御審議を重ねていただいた結果の御報告として,答申案原案に基づいて審議をお願いする。それを基に,12月8日の最終総会に向けての最終答申案を作るというようなことになるかと思う。そういうことであるので,ひとつよろしくお願い申し上げたい。
 手順としては,各委員会ごとに,今申し上げたパブリックコメントとして寄せられたいろいろな意見の概要を主査から御説明いただき,次に,パブリックコメントに基づいていろいろ御検討いただいた結果として,委員会試案を修正した,お手元にあるような答申案原案ができているので,これの御説明をいただく。この答申案原案については事務局の方で朗読をしていただくが,全文を読み上げると大分時間が掛かるようなので,一部は割愛させていただくことがあるかもしれない。初めに,今申し上げたように主査から御説明をちょうだいして,その後,皆さん方から御意見をいただき,できればこれを最終原案にしたいということである。
 そういうことで進めさせていただくので,どうぞひとつよろしく御審議方お願いをしたいと思う。
 それでは最初に,国語課長の方から庶務報告及びただ今申し上げたパブリックコメントの全体の状況,第1,第2,第3委員会が出している試案に対しての反応とでもいうか,そういった点の総括をお願いしたい。

小池国語課長

 国語課長である。よろしくお願いする。
 まず,前回総会,つまり9月8日以降の各委員会の開催状況について申し上げたいと思う。第1委員会は,第13回会合を9月19日に,第14回会合を9月25日に,第15回会合を11月10日に開催した。また,第2委員会は,第13回会合を9月25日に,第14回会合を11月13日に開催した。次に,第3委員会については,第13回会合を9月22日に,第14回会合を11月9日に開催した。
 続いて,お手元の資料の確認をお願いしたいと思う。
 資料は大きく三つに分かれている。まず資料1の関係は第1委員会であって,その中で,資料1-1は,第1委員会の「現代社会における敬意表現」(答申案原案)となっている。資料1-2は,第1委員会における試案から本日の答申案原案に至る変更部分について,加筆修正をしたもの,資料1-3は,試案に寄せられた意見についておまとめをいただいた概要である。
 次に,資料2の関係は,第2委員会にかかわるもので,資料2-1が第2委員会の「表外漢字字体表」(答申案原案)である。資料2-2は,先ほど申し上げた試案から答申案原案に至る変更部分について,加筆修正したもの,資料2-3は,第2委員会試案に寄せられた意見についておまとめをいただいた概要である。
 資料3が,第3委員会の関係で,その中で,資料3-1は,第3委員会の「国際社会に対応する日本語の在り方」(答申案原案)である。資料3-2は,試案から答申案原案に至る変更部分について,加筆修正したもの,資料3-3が,第3委員会試案に寄せられた意見についておまとめをいただいた概要ということになっている。
 このほか,それぞれの委員会試案に寄せられた意見を委員会ごとにファイルにとじて,お手元にお配りしてあるので,御確認いただきたい。
 以上,資料について御確認をいただければと思うが,いかがであろうか。よろしいか。
 次に,パブリックコメントの実施について全体的な状況を御報告を申し上げる。パブリックコメントは,既に御案内のとおり,9月29日から11月1日までの約一月間実施した。初めに,試案の送付状況であるが,9月29日付けで関係団体等に送付した件数は,国公私立大学,都道府県,関係省庁,出版・印刷関係等を含めて1631件,別途個別に送付を要請された方々に対応したのが23件,合わせて1654件となった。これに対して,寄せられた意見の総数は延べ79団体,113件となっている。また,パブリックコメントの期間以外に寄せられた意見が全体として14件あったが,これについては参考意見にとどめる形にしてある。
 なお,新聞記事への掲載については,三つの委員会を合わせて44件掲載されている。これらについても,お手元の三つのファイルの中にとじ込んでいるところである。
 以上,パブリックコメントの実施状況である。よろしくお願いする。

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